2025年作品、犬童一心監督、野村万作 野村萬斎 野村裕基 三藤なつ葉 深田博治 高野和憲出演。
94歳になってもなお現役で舞台に立ち続ける人間国宝の狂言師、野村万作は、2023年に文化勲章を受章した。 受章記念公演が行われた特別な1日に寄り添いながら、万作の歩んできた軌跡と現在の姿、90年を超える芸歴のなかで先達たちから受け取りつないできた想いなどを収めたインタビュー、そして万作が長年追求してきた世界観を、その至芸と共に映しだす。
監督は犬童一心、「ハウ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/08/21/060000 が近作ですね。
94歳を迎える狂言師で人間国宝の野村万作が文化勲章を受け、その記念公演を迎える日、そして公演を終えたまでのドキュメンタリー作品です。
“狂言“というのは流石に生で鑑賞したことはなく、狂言師として知っているのはやはり一番有名で、役者としての出演作も多い、野村萬斎です。 彼は万作のご子息で、記念公演では親子共演で、ある作品では夫婦役をしています。
狂言は基本的には笑いとともに見るもののようですが、じゃあ一見さんがいきなり行って、笑えるものなのか? 今作はしっかりと字幕がついていたんで笑いどころもわかり、観客の人の笑い声も入っているので、理解はできますし、あまり笑いを起こす作品でもなかったので、より難しくも感じました。
今世間では「国宝』 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2025/06/16/060000 が大ヒットしていて、日本の伝統芸能が脚光を浴びていますが、歌舞伎だけでなくいろんな芸能に脚光が浴びると、それが伝統継承につながっていく手助けになるのでは? と思いましたが。










