anttiorbの映画、映像の世界

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タイムリミット 見知らぬ影

2018年作品、クリスティアン・アルヴァルト監督、ヴォータン・ヴィルケ・メーリング ハンナー・ヘルツシュプルンク クリスティアーネ・パウル エミリー・クーシェ カルロ・トーマ ファーリ・ヤルディム マヴィー・ホールビガー アレクザンダー・ヨヴァノヴィッチ マルク・ホーゼマン出演。

ベルリンの不動産会社で大規模な建築プロジェクトを手掛けるカール(ヴォータン・ヴィルケ・メーリング)。 その人生は、ある日突然、一変する。

月曜日の朝、娘ヨゼフィーネ(エミリー・クーシェ)と息子マリウス(カルロ・トーマ)を車の後部座席に乗せ、学校に送り届けようとしていた最中、正体不明の男から脅迫電話を受けたのだ。 脅迫者は、カールたちが座席を離れると爆発する特殊な爆弾を車に仕掛け、巨額のカネを支払うよう要求してくる。

同一犯に脅迫された上司とその妻の無残な爆死を目の当たりにしたカールは、やむなく理不尽な要求に従うことを決意。 ところが、爆発の際に破片を浴びたマリウスが重傷を負った挙句、広場で警官隊に包囲されてしまう。 しかも、捜査の指揮を執るドラッヘ警部(アレクザンダー・ヨヴァノヴィッチ)は、不仲の妻に対する復讐のため、破れかぶれでカールが子どもたちを人質に取ったと断定していた。 やがて爆弾処理班が到着し、現場周辺には狙撃部隊も配置される。 八方塞がりのカールの前に、大胆にも脅迫者が姿を現す。

監督はクリスティン・アルヴァルト、「カット/オフ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/01/17/060000 も面白かった作品でした。
カール役がヴォータン・ヴィルケ・メーリング、「ママは世直しヒーロー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/10/12/180000 に出演です。
爆発物処理班のピア・ツァッハ役でハンナー・ヘルツシュプルンク、「ピエロがお前を嘲笑う」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14965256 に出演です。

今作は、オリジナルが「暴走車 ランナウェイ・カー」というスペイン作品で、アメリカ、フランス、ドイツ、スペインの合作が「バッド・デイ・ドライブ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/12/05/060000 でした。


間隔を開けると、設定が思い出され、記憶が蘇りますが、細かいところは多少違っていてなかなか新鮮です。 できればしばらく置いて韓国版も見ていきたいところです。
そして気になるのは、脅迫を受けた主人公の違いですね。 

今作はメーリングが演じていますが、なかなか動転して取り乱すところが半ば滑稽で面白かった感じがしました。 あまり強い役者さんだと、ニュアンスが変わってしまうのかもしれませんね。