2025年作品、ボビー・ブールマンス監督、スフィアン・ムスリー アドミール・セホヴィッチ エマヌエル・オヘネ・ボアフォ フォクリン・アウウェルケルク ローズマリン・ファン・デル・フック ロビン・ボイスベーン ルイ・タルプ マルセル・ヘンセマ ルス・ハーフェコート エリック・コルトン マテオ・ファン・デル・フレイン出演。
ブルカリアから来たイリアン(アドミール・セホヴィッチ)は列車がアムステルダムに着いたのにも気づかず眠り込んでいた。 見知らぬ男性が窓を叩いてくれたおかげで目を覚まし、無事、列車を降りることが出来たが、ホテルに着いてからイヤホンを列車内に置いて来てしまったことに気づき、意気消沈する。
ブルガリアにいる妻に電話をかけると、妻はいい条件の家のチラシをもらったと言う。彼女はずっと家を買いたがっているのだが、イリアンはその金を用立てられない。 彼がアムステルダムに来たのも働いて少しでも金を稼ごうという目的があったからだ。
しばらく滞在することもあり、イリアンはAirpodsを買いにアップルストアを訪ねた。店の一番奥に案内され、しばし待って商品を受け取ったその時、ひとりの迷彩服の男(スフィアン・ムスリー)が店に入って来た。
彼は銃を取り出し、天井に向けて発砲すると、今からこの場所は自分のものだと宣言。店内はパニックになり、人々はあわてて店から飛び出したが、イリアンは店の一番奥にいたため逃げそびれてひとり取り残されてしまう。 犯人はイリアンの手を後ろ手にしばって彼を人質に取った。
近くをパトロールしていた警官ふたりがすぐに騒ぎに気づき、現場に駆け付け、ショーウィンドウ越しに見える犯人に銃を向けるが、犯人は、体に爆弾を巻いていて、手には自爆装置が握られていた。
監督はボビー・ブールマンス、「オーシャン・シールズ 海軍極秘作戦」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2025/01/29/060000 を記事にしています。
アドミール・セホヴィッチ、初めての俳優さんです。
スフィアン・ムスリーも初めてでした。
これは実話ということで、なかなか真実は、犯人があういう結末になっているんで完全にはわからないようです。
人質は一人なんですが、アップルショップを占拠した犯人に隠れて、4人、そしてそのビルの上の階に多くの人間が残されていました。 銃を持って現れた時、多くのお客は外に逃げたんですが、たった一人の犯人ということで、そして、なかなか露骨な態度に出なかった犯人でしたから、多くの人質は取れませんでしたし、逆の多くの人数がいたらもしかしたら最悪の結果になってしまったかも知れませんね。
交渉人、特殊部隊、警察、いろんな人間がなんとか犠牲者を出さずに、悪戦苦闘するサスペンスでした。