2024年作品、クリス・サンダース監督、綾瀬はるか 柄本佑 鈴木福 いとうまい子 千葉繁 種崎敦美 山寺宏一 滝知史 田中美央 濱崎司声の出演。
嵐の影響で、ユニバーサル・ダイナミクス社の輸送機がロッザムロボットを失い、それらが無人島に漂着する。 ロボットの中で唯一生き残ったロッザム7134、通称「ロズ」は、野生動物によって偶然起動される。 ロズ(綾瀬はるか)は動物たちを怖がらせ、自身も負傷するが、彼らの言語を学びながら助けようと試みる。 しかし、助けを必要とする存在を見つけられないロズは救助信号を送るが、雷に打たれ、動物たちに襲撃される。 凶暴なクマのソーン(田中美央)から逃げる途中、誤って雁の巣を潰してしまい、一つの卵が残る。
ロズはその卵を空腹のキツネのチャッカリ(柄本佑)から守り、卵から孵った雛(濱崎司)がロズに刷り込みを行うが、その過程でロズの長距離通信機が破損してしまう。 多くの子を持つオポッサムのピンクシッポ(いとうまい子)から助言を受けたロズは、ヒナが冬の渡りに備えて飛べるようになるまで世話をすることを決意し、彼に「キラリ」(鈴木福)と名付ける。 チャッカリもロズと共に暮らすようになり、彼女の住処作りを手伝う。 キラリは成長するにつれ泳ぎを覚えるが、他の雁たちにからからかわれる。 やがて、ロズがキラリの家族を死なせた原因であることを知ったキラリは怒り、ロズと仲違いして飛び去る。
監督はクリス・サンダース、「野性の呼び声」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/03/12/060000 を記事にしています。
予告編が長く流れていた作品、ドリームワークスの作品にあまりハズレはないので、期待していました。
このロッザムロボットというのは人間のお世話をするロボットで、どうやら人間を100%満足させるのが仕事のようです。 しかしトラブルで漂着したのは人間が住んでいない動物の島ということで、動物たちは異質な物体に恐れを抱きます。
ロボットに知能はあっても感情はあるのか? 学習能力がどこまであるのか? SFの世界だったこの問題は、AIの発展によりより現実になってきていると思います。
今作はそのあたりが感動作品として描かれていますが、人間と機械の未来はこうであってほしいですが、それを邪魔するのも人間のような気がします。