2022年作品、ジョコ・アンワル監督、タラ・バスロ エンディ・アルフィアン ネイサー・アヌズ ブロント・パララエ ラトゥ・フェリーシャ エギ・フェドリームザッキ・ラムダハン出演。
母と祖母を立て続けに亡くし、末弟のイアン(M. Adhiyat)も行方不明になったリニ(タラ・バスロ)。 それまで住んでいた一軒家を後にし、父親(ブロント・パララエ)とふたりの弟(エンディ・アルフィアン、ネイサー・アヌズ)と共にジャカルタ北部の高層アパートに4年前に越して来た。
一方、数年に渡り2,000人が犠牲となっている前代未聞の連続殺人事件が世間を賑わせていた。 そして、慎ましく暮らしていたリニたちの周囲を、度重なる不幸が襲い始める。 アパートのエレベーターが落下し、多くの住人が命を落とし、父親も重傷を負う。 さらに、死者の埋葬もままならないまま、局地的な大嵐が襲い下層階が浸水。 停電も併発し完全に孤立してしまう。リニたち住人は、暗闇を纏った寒々しいアパートで、多数の遺体と一夜を過ごさなければならなかった。
監督、主演のリニ、前作「悪魔の奴隷」で生き残った家族以外では、タニ役でラトゥ・フェリーシャ、初めてでした。
ムザッキ・ラムダハンは、監督の旧作「グンダラ ライズ・オブ・ヒーロー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/03/27/180000 に出演でした。
さて続編ですね。 なんとかあの村からダッシュしてきたあの家族、生活は困窮していますが、なんとか生活をしています。
しかしこの高層アパート、なんかポツンと建っていること自体不気味なんですね。 そして、行方不明だった末っ子のイアン、家族は心のどこかにそれを引きずっています。
今作で父親が抱えていた秘密が暴かれます。 しかし前作も、今作も、最後に現れる男女の二人、もう少しこの物語は続きそうですね。