2021年作品、ジョー・ライト監督、ピーター・ディンクレイジ ヘイリー・ベネット ケルビン・ハリソン・ジュニア ベン・メンデルソーン出演。
17世紀フランス。 剣の腕前だけでなく、優れた詩を書く才能をもつフランス軍きっての騎士シラノ(ピーター・ディンクレイジ)は、仲間たちからも絶大なる信頼を置かれていたが、自身の外見に自信が持てず、想いを寄せるロクサーヌ(ヘイリー・ベネット)に、心に秘めた気持ちをずっと告げることができない。 そんな胸の内を知らないロクサーヌはシラノと同じ隊に配属された青年クリスチャン(ケルヴィン・ハリソン・Jr)に惹かれ、こともあろうにシラノに恋の仲立ちをお願いする。
複雑な気持ちを抱えながらも、愛する人の願いを叶えようとするシラノは、溢れる愛情を言葉で表現する才能がないクリスチャンに代わって、自身の想いを文字に込めて、ロクサーヌへのラブレターを書くことに。 果たして、三人が求める純真な愛の行方は。
監督はジョー・ライト、「ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/06/06/180000 を撮っていますね。
シラノ役はピーター・ディンクレイジ、「スリー・ビルボード」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15373632 に出演していました。
ロクサーズ役は「悪魔はいつもそこに」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/01/24/060000 に出演していました。
クリスチャン役はケルヴィン・ハリソン・Jr、「シカゴ7裁判」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/11/03/180000 に出演していました。
今作は1897年のエドモン・ロスタンの戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』を原作としたシュミットの2018年の舞台ミュージカルを基としているということで、映画版もミュージカル仕立てになっていますね。
シラノ役のピーター・ディンクレイジが圧巻ですね。 歌唱、演技もそうですが、剣を手にしたアクションシーンがいいんですよね。 腕のいい剣士なんですが、伯爵から疎まれているシラノが10人の敵に命を狙われる、しかし撃退するところはかっこいいんですよね。
でも、幼馴染で恋焦がれるロクサーヌに想いを告げられず、逆に恋の橋渡しをしてしまう。 悲しい展開ですが、名作ですね。