anttiorbの映画、映像の世界

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ボストン市庁舎

2020年作品、フレデリック・ワイズマン監督。

この映画は人種的正義、住宅、気候変動対策などからマサチューセッツ州ボストンの行政が探られる。 ワイズマンのドキュメンタリーには標準的な物語の構造やナレーション、インタビューは存在せず、日々の組織生活の観察に基づいているが、この映画の場合は2018年秋から2019年冬にかけてのボストン市政府の活動がとらえられている。 この映画の多くはマーティ・ウォルシュ市長に焦点が当てられており、補佐官たちとの会議、気候変動によるボストン港への影響を実業家たちに説明する、11月11日にファニエル・ホールで退役軍人の話を聞く、グッドウィル・インダストリーズで感謝祭を迎える、シンフォニーホールで市政報告を行うといった活動が追われる。 映画の第2の大きなテーマは困窮者を助ける公務員たちである。 立ち退き防止のタスクフォース、ラテン系女性の経済的向上に関するタスクフォース、民族に特化した食糧品店と協力する経済開発アドバイザーなどが登場する。

監督はフレデリック・ワイズマン、多くのドキュメンタリー作品を手がけている監督ですが、初めて記事にします。


何回か、川越スカラ座に作品がかかっていたと思いますが、今回初めて監督作品に触れることになりました。 しかしなんと今作は272分の超大作! まあよく今作を上映した勇気も讃えたいと思います。
正直見にいくか迷いましたが、併映作品があったので、そしてもちろん休憩があるということで、ロング作品を見ることに。
前半は少しというか、強烈な睡魔に襲われてしまいました。 それは市庁舎の活動と、ボストン市長の演説というか姿勢が強調されているからに思えました。 しかし休憩後の後半は、非常に現実的な問題に関わっていき、なかなかの迫力でしたね。
アメリカは移民の国であり、その潮流はいまだに続いています。 ここボストンは、それに抗わず、当時のトランプ政権とは一線を引いています。 しかし現実的には、白人と南米系、さらにはアジア系との軋轢、そしてお互いに率直に意見を言い合い、その中でなんとか折り合いをつけるために市職員も介入していく、この姿勢がある意味アメリカの強い理由だと私は思うんですよね。
立ち返って、日本人はほぼほぼ単一民族であり、移民は基本受け入れない国です。 だからこそ摩擦を嫌い、事なかれ主義に陥っている気もします。 どちらがいいとか軽はずみに判断はできませんが、大きな一石を心に投じられた作品でした。
川越スカラ座に感謝ですね(^^)

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