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私たちの偽装結婚

2019年作品、パク・ホチャン監督、キム・ドンウク コ・ソンヒ ファン・ボラ キム・ウィソン イム・イェジン出演。

…多くの女性と付き合った、航空会社の重役の御曹司ソンソク(キム・ドンウク)。しかし女性たちは「誰もあなたを幸せにすることはできない」と言い残し、彼から去って行った。 なぜそう言われるのやら、お調子者のソンソクは理解できず、そんな彼の前に、1人で息子を育てる女性が現れる。 彼女とその子と一緒に暮らそう。 しかし、それにはお金が必要。 お金と愛を獲得する方法はあるが、それには共犯者が必要、と考えるソンソク。
…かつて陸上競技のスター選手で、”競技場の妖精”と呼ばれたヘジュ(コ・ソンヒ)。しかし足の怪我で選手生命が絶たれる。 自分が知るのは競技の世界だけ。 おかげで人生の方向まで見失い、気付いたらもう30歳。 家族は結婚すれば落ち着くと言うが、本当にそうなのか? 家族から早く結婚しろとうるさく言われ、疲れ果てた。 1年間くらい海外に行き、家族から離れのんびり暮らしたいなぁ、と考えるヘジュ。
そんな2人が、とある喫茶店で会い、2人は交際相手がいると周囲を納得させるための、偽装デートの相手にお互いを選び、今日初めて会った。 軽く自己紹介すると時間を潰すソンソクとヘジュ。 約束した時間を過ごすとさようなら、と2人は別れた。
帰りに料理店に寄ったヘジュはフグ鍋を注文するが、鍋物は2人前からと断られてしまう。 お1人様の辛さを味わったたヘジュは、店にソンソクが現れたと気付く。 強引にソンソクの机に座り、2人で食べるとヘジュはフグ鍋を注文し、自分用に酒まで注文する彼女に呆れるソンソク。 しかし根がお調子者のソンソクは、自分も飲むことにし、やがて酔って打ち解けた2人は本音で語り合う。
いつまでも私を子供扱いして、何かと注文してくる3人の兄がうるさいとこぼすヘジュに、金持ちの父は財産は自分に残さず、再婚相手の継母と兄に譲るつもりだ、と打ち明けたソンソク。 その父はお前が結婚すれば全財産の半分を譲る、と言っている。 父は結婚は簡単にできると考えているようだ。 どうやって花嫁を探す? いっそ、あなたが結婚してくれません?とソンソクは口にした。 馬鹿げた冗談だと大笑いする2人。
実は本当に愛する女性がいるが、彼女は子持ちと知れば父は結婚を許さないだろう。 そして実母はアメリカで暮らしてる、とソンソクは話す。 いっそ偽装結婚でもしたい。 協力者とは一緒に暮らさず、海外に住んでもらい籍も入れない。 毎月報酬も支払う。 ソンソクはヘジュに、誰か紹介してくれないかと頼む。
店を出た後も、ソンソクの言葉を考え続けたヘジュ。 そして彼女はあなたが言った、偽装結婚を私とやらないかと提案する。 うるさい家族を結婚で納得させたいヘジュ。財産と本命の女性の愛を手に入れたいソンソク。 こうして偽装結婚を選んだ2人だったが。

監督はパク・ホチャン、初めての監督作品の様ですが。
ソンソク役はキム・ドンウク、「探偵なふたり:リターンズ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15912184 に出演していました。
コ・ソンヒは、初めて見る女優さんで、ドラマ出演が多い様ですね。

偽装結婚“というと、結婚詐欺か!?と思われますが、それは確信犯の2人、それぞれの思惑で合致した上でのことですね。 でも天涯孤独同士ではなく、それぞれに説得しづらい家族がいることを甘く見ていましたね。 また結婚するということを聞くと、友達はお祝いモードになりますよね?
もちろん真相を知る近しい人物はいますが、計画通りいくということはまずないですよね。

 

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