2014年作品、マルジャン・サトラピ監督、ライアン・レイノルズ アナ・ケンドリック ジェマ・アータートン ジャッキー・ウィーヴァー出演。
アメリカの片田舎、ミルトンに住む孤独な青年ジェリー(ライアン・レイノルズ)。 地元の工場で働き、犬と猫それぞれ1匹ずつのペットたちと平凡な生活を送っているのだが、そんなジェリーにはある秘密があった。 他の人には誰にも聞こえない「声」が聞こえるのだ。 精神的な病からくるもので、精神科医のウォーレン博士(ジャッキー・ウィーヴァー)から薬を処方されるも、ほとんど服用せずにペットと会話する異様な日々を送っていた。
ある日、工場の社長から年に一度のパーティーをすると告げられ、ジェリーも新人の要員としてパーティーの仕切り係に抜擢される。 片思いの経理係フィオナ(ジェマ・アータートン)も仕切り係だったことに心躍らせたジェリーは犬と猫の声に諭されながらフィオナに猛アタック。 若干ジェリーに心を寄せるフィオナの同僚リサ(アナ・ケンドリック)をもそっちのけの勢いで中華料理デートに誘うも、見事にすっぽかされてしまう。
がっかりするのもつかの間、運よくフィオナを家に送ることになったジェリーだが、彼女を乗せた車の道中、ふとしたことでフィオナを刺し殺してしまう。 慌てふためいたジェリーは隠蔽のため、フィオナの死体を家に持ち帰り、切り刻んだ上、生首を冷蔵庫にしまいこんだ。 次第に生首になったフィオナもしゃべり始め、ジェリーは正気を失っていく。
監督はマルジャン・サトラピ、初めて作品を見る監督でした。
主演はライアン・レイノルズ、「フリー・ガイ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/08/18/060000 が近作となりますね。
アナ・ケンドリックは、「密航者」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/05/13/180000 に出演していました。
ジェマ・アタートンは、「マーダー・ミステリー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/08/08/060000 に出演していましたが、同日公開の作品にも重要キャラで出演しています。
今作は、基本的には猟奇ホラーなんですが、いわゆる精神に病を抱えた青年のお話ですね。 しかし厄介なのは、この青年は外にいれば、まあある程度普通に生きていけそうな感じで、案外素直というか純真なんですね。 でも一旦スイッチが入ると・・・まあ大量殺人犯らしい最後というか、なんか続編があって生き延びていて、また事件を起こしそうなキャラでしたがね。