anttiorbの映画、映像の世界

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クラインの壺 ②

1996年作品、吉國勲 松本憲治演出、佐藤藍子 嶋田久作 中山忍 国分博出演。

ゲームを続けるうち、不思議なことが起こる。 従姉妹の梨紗(中山忍)のアパートに遊びに来たという、高校二年の真壁七海(佐藤藍子)という少女から彰彦(国分博)に電話がかかってくる。 梨紗がアパートに戻らず、連絡も付かないという。 バイト先で梨紗に事情を聞こうとした彰彦は、梨紗がいきなりバイトを辞めてしまったと伝えられる。

行きがかり上、七海と二人で梨紗を捜すことになった彰彦。 イプシロンでの経験を七海に話すうち、彰彦は自分の記憶に妙な混乱があることに気づく。 調べ続けるうちに、二人は恐ろしい可能性に気づく。 彰彦が経験したと信じていることの一部は、もしかしたらクラインの壺によって刷り込まれた偽の体験かも知れない。 だとしたら、どこまでが本物で、どこからが偽物の体験なのか。 そして、なぜそんなことをされたのか。

さて後半ですね。
佐藤藍子は、「笑顔の向こうに」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15879351 に出演していました。
小野みゆきは、「戦国自衛隊」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/07/18/180000 が本格的な女優作だと思いました。
ケネス・バトラー役はマーク・デントン、今作でしか見たことのない俳優?さんでした。

始めは憧れの高石先生との楽しいバイトで、楽しかった彰彦でしたが、ある日今までは起きなかった大きなバグが発生します。 さらに、その日からおかしなことが生活の中でも起きはじめ、梨紗が辞めてしまいます。 そこから連絡も取れなくなり、そんな時、梨紗のいとこという女の子七海が現れます。 梨紗がいなくなったということで二人でイプシロンを調べ始めますが。

今作は原作の面白さを、いまから四半世紀前でも頑張って映像化にしたことに意義がありますね。 ソフト化はされていませんが、なんとか動画を見れる環境になっていますので、画質にこだわらければ、一気に見れます。
そもそも岡嶋二人とは徳山諄一と井上泉(現・井上夢人)による共作作家ネームで、先日徳山市はお亡くなりになったそうです。 ご冥福をお祈り申し上げます。

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