2021年作品、ダグ・リーマン監督、トム・ホランド デイジー・リドリー マッツ・ミケルセン デミアン・ビチル出演。
人類はニューワールドと名付けた惑星に入植しようとしたが、その際、スパクルと呼ばれる原住民たちとの間で激しい戦闘が発生した。 何とか勝利を収めた入植者たちだったが、女性全員が命を落とし、生き残ったのは男性だけであった。 しかも、入植以降、彼らは自他の心の声が筒抜けになるという現象(ノイズ)に悩まされることになった。
それから幾ばくかの時間が経過した西暦2257年。 トッド・ヒューイット(トム・ホランド)は養父のベン(デミアン・ビチル)とキリアン(カート・サッター)と一緒にプレンティスタウンで暮らしていた。 首長のデヴィッド・プレンティス(マッツ・ミケルセン)だけはノイズをコントロールする術を身に着けていたが、他の住民たちは相も変わらずノイズと共に生きざるを得なかった。
そんなある日、町の近くに宇宙船が墜落するという事件が発生した。 現場を捜索した町民たちは生存者はいないと結論付けたが、ほどなくして、トッドは唯一の生存者:ヴァイオラ(デイジー・リドリー )を発見した。 人生で初めて女性を見て衝撃を受けるトッドをよそに、ヴァイオラは町民によってデヴィッドの下へと連行されていった。 尋問を一通り終えた後、デヴィッドは町民に事態を説明するために席を離れることにした。 その際、デヴィッドは息子のデイヴィー(ニック・ジョナス)に監視を任せたが、彼がヴァイオラの所持品をむやみにいじったばかりにエネルギー弾が発射されてしまい、その隙をついてヴァイオラは脱走した。
ある意味近未来の物語かもしれませんね。
監督はダグ・リーマン、「バリー・シール/アメリカをはめた男」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15200207 に出演していました。
主演のトッド役はトム・ホランド、「悪魔はいつもそこに」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/01/24/060000 に出演していました。
ヴァイオラ役はデイジー・リドリー、「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/01/05/060000 でレイ役をしていました。
デヴィッド役はマッツ・ミケルセン、「アナザーラウンド」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/09/20/060000 に出演していましたね。
物語は地球の環境が悪化し、人間はニューワルドと名付けた星に移住してきました。 しかしそこには先住者・スパクルという存在がいて、戦いになります。 その時に女性がみんな死んでしまい、今この地で暮らす人間は男性だけになっています。 そしてノイズという現象が起きます。 頭で思ったことが、他の人間に伝わってしまう現象で、ある意味嘘をつけません。 しかしその現象をコントロールできるただ一人の男が首長のデヴィッドで、彼は独特な方法を編み出していました。 しかしそんな時新たな入植者の宇宙船がやってきます。 そこから一人の女性が小型宇宙船で不時着をしてきました。 彼女の登場で、入植者たちの動揺が走ります。
今作はやはり地球の悪化、そしてお話では他の惑星に移住という選択を取ります。 何回かに分けても移住ということのようですが、それぞれに独自の村を作り段々と考えが食い違っていくところは、人間はやはりこうなってしまうんだなあと、何か虚しくもあるお話でした。
新しく宇宙船が
ニューワールドに
彼女がまずやって来る
トッドが小型宇宙船を見つけ
村長のもとに
しかし彼女は
トッドとともに脱出