2021年作品、東海林毅監督、イシヅカユウ 広畑りか 黒住尚生 原日出子出演。
トランスジェンダー女性の新谷ひかり(イシヅカユウ)は、ときに周囲の人々との間に言いようのない壁を感じながらも、同じくトランス女性である友人の千秋(広畑りか)や、上司の中山(原日出子)、同僚の辻(猪狩ともか)など理解者に恵まれ、東京で会社員として働きながら、ひとりで暮らしている。
ある日、出張で故郷の街への出向くことが決まると、ふと過去の記憶がよぎる。 高校時代の同級生・久田敬(黒住尚生)に、今の自分の姿を見てほしいと考えたひかりは、勇気を振り絞って連絡するが……。
短編ですが、テーマがしっかりしている作品ですね。
監督は東海林毅、参加作品を見るのは初めての監督でした。
主演はイシヅカユウ、映画出演は2作目の様ですね。
黒住尚生は、「台風家族」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/09/21/060000 に出演していました。
物語はトランスジェンダーの新谷ひかる、今は女性としてしっかりと働きながら生活をしていますが、やはり世間からは少し壁があることを感じています。 しかし職場ではしっかりと仕事に馴染んで、だんだん一人で任される程になっていました。
そんな時、出張が入り、それは彼女の生まれ育った故郷での仕事でした。 ここには彼女が学生の頃から憧れていた久田がいたことから、勇気を出して会おうかどうか迷っていました。
今作は短編でしたが、しっかりとトランスジェンダーとして生きていくひかりの姿が描かれていましたね。 もちろん理解者もいますし、上部だけの人もいますし、あまり気にしない人もいますが、やはり好奇な目で見る人が多いのが現状なんでしょうね。
でも最後は彼女は何か吹っ切れた様な姿を見せてくれて、何か救われましたね。
仕事も軌道に乗った彼女
出張が入り
それは地元だった
仕事は終わり
彼と会うことに
しかしそこには部員が全員来ていた