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DEEP:覚醒ゲーム

2021年作品、シータ・リキトヴァニチクン、ジェタリン・ラタナセリキアート、アピラック・サムドキパイサーン、タナボディー・ウアウィティアー、アディレク・ワタリーラー監督、パーニサラ・リクンスラカーン ケイ・ラットシティチャイ スパナーリー・スタティヴィジトウォン クリット・ジーラパッタナヌウォン出演。

ビルの屋上に、意識もうろうとした様子で佇んでいた学生が落下する。
「数か月数年続く不眠は、心に負った傷が原因」「これが続くと心理状態が不安定になり精神に異常をきたす」と説く、シリンダラ医科大学のニッチチャー教授(Dujdao Vadhanapakorn)。
バンナーに住み、家の借金など不安があり不眠症のジェン(パーニサラ・リクンスラカーン)は、教授から「バイト代稼ぎのためにドイツの製薬会社ワイマール社の治験のバイトを受けてみないか」と誘われる。 その実験の名前は「ディープ」。 レベル3まである。 研究所のハンス所長(Kim Waddoup)は、「メラトニンと反対の物質、覚醒のキュラトニンを調べる」「1段階の報酬は10万バーツ(日本円で約30万円)」と話す。 キュラトニンを集めるために、ジェンは首にチップを埋め込まれ、計測用腕時計を渡される。 チップに100パーセントキュラトニンが集まったら、届けに来るよう言われる。 

但し注意事項があった。 それは誰にも口外しないこと。 そして眠らないこと。 60秒寝てしまうとチップは壊れ、心臓が止まるという。 不安になるジェン。 滞納しているローンを心配する祖母(Philaiwan Khamphirathat)、夜中に帰る高校生の妹のジュン(Warisara Jitpreedasakul)と心配は尽きないが、何とかやり過ごす。
翌日、パーティ好きのウィン(ケイ・ラットシティチャイ)と人気美容ブロガーのシン(スパナーリー・スタティヴィジトウォン)、ゲームオタクのピーチ(クリット・ジーラパッタナヌウォン)も被験者だとわかる。 ラインやインスタのアカウントを交換するメンバー。 100パーセントたまり、チップをいったん抜いてもらい、10万バーツ受け取り、それぞれ消費するメンバー。
しかし、シンが「誰かに追われている気がする」と不安を口にするものの、みんなは「ノン・ノン(眠らない)」とグループを命名し、第2段階に進む決心をする。
第2段階は、期間約5日間で50万バーツ(150万円)。 最初は喜んだが、3日目あたりから、だんだん意識がおかしくなってくるメンバーたち。 ジェンは死体の解剖中に幻覚を見る。 ジェンは、動いたり運動すればキュラトニンがたまりやすくなるのではないか、と、ピーチの家でプールパーティをする。

ウィン特製の興奮剤入りカクテルを飲んで、眠気を飛ばそうとするメンバー。 楽しくなったジェンはウィンにキスをする。
その夜、シンはピーチの部屋に自分の大量の写真を見つけ、ストーカー行為にショックを受け、倒れてしまう。 ぎりぎりで一命をとりとめたが、恐ろしさを知り怖くなったメンバーは「第3段階には進まない。 ディープには2度とかかわらない」と所長に宣言する。


不眠症にはうってつけのバイトかも?
監督はなんと五人、もちろんタイ映画はあまり見ていませんが、アディレク・ワタリーラだけはクレジットが結構ありますね。
主演のジェン役はパーニサラ・リクンスラカーン、他の出演者も、初めて見る感じですね。


物語は学校の屋上から転落する一人の男性から始まります。 亡くなってしまったのか?
そして女性教授の寝ないことに対する講義となります。 1日くらいならまだしも、教授のニッチチャーは1週間挑戦したといいますが、大変なことになった経験を述べます。 ジェンは不眠症気味で、姉妹で祖母と一緒に暮らしています。 家事と、祖母の世話を見るのはジェンがほとんどで、まだ遊びたい盛りの高校生の妹・ジュンはバンドでいつも遅くなり明け方に帰って来ることも。
しかし家賃滞納の督促状に悩まされたいるのも不眠症の原因の一つでした。 そして学校をを辞める考えを教授に相談すると、教授は不眠症のジェンにはもってこいのバイトを紹介してくれます。 不眠の時に出る物質・キュラトニンを抽出するバイトで、それを首の後ろに埋め込みそれがいっぱいになったら回収するということで、なんと100%になったら10万バーツもらえるというのです。
彼女は早速これに挑戦、しかしリスクももちろんありました。


今作は結末が気になるお話ですよね。 いかにも怪しいハンス・ミラーという研究所所長。 そして四人は切り抜けられるのか? そして真相はやはり冒頭部分に鍵がありましたね。

私はすぐに寝るほうなんで、徹夜は2日はできません。


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