anttiorbの映画、映像の世界

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怪~ayakashi~ ⑤

2006年作品、中村健治監督、櫻井孝宏 佐々木誠二 沢海陽子 龍田直樹声の出演。

第9話 化猫 序の幕
ある武家屋敷で行われた婚礼の最中に花嫁(鎌田梢)が怪死した。 混乱の中怪しい薬売り(櫻井孝宏)が現れて「花嫁の死は物の怪の仕業である」と言う。 武家の者たちはその言葉を初めは信じなかったが、薬売りの言葉通りに怪事件が起こり…。

第10話 化猫 ニの幕

物の怪から逃れるため、薬売りが作った結界の中に集められた一同。 しかし、結界に閉じ込められた緊張と物の怪に対する恐怖で冷静さを失くした者たちは、いがみ合いを始める。 そんな中、物の怪が真の姿を現し…。

第11話 化猫 大詰め

ついに真の姿を現して次々と家人を殺める化猫と、化猫が化猫となった因縁を解き明かそうとする薬売り。 過去の因縁を紐解くうちに、1人の少女と武家屋敷の者たちの奇怪な人間関係が明らかになっていく。

さて最終話は「化猫」ですね。これは続編の「モノノ怪」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/06/04/220000https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/06/05/220000 とツイになっているお話ですね。

監督は中村健治、次作ではシリーズ通して担当していますが、この「怪」では化猫を担当していて、絵のタッチもここから新シリーズに一貫して引き継がれていっています。
薬売りの櫻井孝宏は新シリーズのレギュラーになっていきます。
薬売りに何かと反抗する小田島役は稲田徹、「鬼滅の刃」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/10/19/220000 では父蜘蛛役をしていました。

さて、武家屋敷で婚礼の時に花嫁が原因不明の怪死事件が起こります。 大混乱の中現れた怪しい男。 薬売りと自称しますが、この事件は物の怪の仕業と言い出したから、周りのものたちは響めきます。
しかし次々と起こる怪異に周りが動揺し始めます。 そしてその理由はそこにいた人間たちの過去の修行、そしてそれを明らかにしないと治らないことを悟り始めます。

このお話は、なかなか実写にしづらい、ある意味おぞましいお話になっていますね。 独特なタッチの画風は、見慣れないと違和感がありますが、慣れるとクセになっていきますね。

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