1974年作品、ジョン・コニー監督、サン・ラー レイ・ジョンソン クリストファー・ブルックス バーバラ・デロニー出演。
1969年頃に地球から姿を消した大宇宙議会・銀河間領域の大使サン・ラーは、音楽を燃料に大宇宙を航行する中、遂に地球と異なる理想の惑星を発見する。 さっそく地球に戻り、ジャズのソウル・パワーによる同位体瞬間移動で、米国にいる黒人のブラザーたちの移送計画を立てるが、その技術を盗もうと目論むアメリカ航空宇宙局“NASA”の魔の手が迫る……。
監督はジョン・コニー、今作ののみのクレジットですね。
主演、脚本、音楽でサン・ラー、Sun Raという表記で、ラーではなくラと伸ばさない感じでは?
監視者役でレイ・ジョンソン、彼も今作のみのクレジットです。
物語は宇宙から来たサン・ラーが黒人を音楽で救いに来るお話です。 宇宙船に乗せ、地球とは違う理想の惑星に連れていくために、地球でライブを行い共感する人間を集めるというお話です。
今作はやはり時代背景もあるんでしょうが、人種差別を、独自の視点で取り上げている作品なんでしょうね。 初めのところで、ライブでピアノを弾いているのが、地球人の姿をしたサン・ラーですが、ここから対決が始まっていくという独特なシーンですが、ここに当時の人種差別感を表している感じがしますね。
宇宙船が地球に
それはある目的で
バーでピアノを弾いているサン・ラー
監視者が立ちはだかる
そしてライブを開くことに
共感した者たちを選んでいく