1963年作品、グァルティエロ・ヤコペッティ監督。
中南米の生きた虫の包み焼き、虫のアクセサリー、牛のフンで作ったマサイ族の家、オカマさん達のカツラ大会、人体お菓子の催し、オートメーション化、接吻ゲーム、ハワイの泥風呂、修行僧の焼身自殺、石頭コンテスト、人間音楽器(ビンタ音階)等が紹介される。
さて続編ですね。 すぐ翌年に公開されたということで、おそらく膨大な撮影で使いきれなかった映像が多くあったんでしょうね。 フランコ・プロスペリ制作にクレジットされていますが、共同監督表記もあり、基本二人は一緒に映画を作っていることがわかりますね。
続編は、いきなりの僧侶の焼身自殺がショッキングですね。 今だったら、中国のチベット侵略で、こういう画像を見たことがありますが、この時代の背景が今ひとつわかりません。
やらせシーンも多くあることが言われていて、カメラを向けると笑顔を見せる現地の人間、貧しさに不似合いな笑顔がなんか違和感があるんですがね。
このシリーズは当時の世界の矛盾、現実をある意味デフォルメしているんでしょうかね?