2019年作品、ダニエーレ・ルケッティ監督、ピフ トニー レナート・カルペンティエリ アンジェリカ・アッレルッツォ出演。
中年男のパオロ(ピエールフランチェスコ・ディリベルト)はいつもの交差点で事故に遭い、絶命。 死の間際、彼の脳裏に浮かんだのは、愛する妻子のことではなく取るに足らないことばかりだった。
予想外に短い寿命に納得がいかず、パオロは天国の入口で猛抗議。 すると、計算ミスが判明し、92分間だけ寿命が延長されることになる。 これまで好き勝手に生きてきたことを悔い、家族の絆を取り戻そうと決心。 天国からとんぼ返りしたパオロの、人生の巻き返しを図る92分間がはじまる。
イタリアのコメディ作品でした。
監督はダニエーレ・ルケッティ、「ローマ法王になる日まで」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14971044 を記事にしています。
主演はピフ、ピエールフランチェスコ・ディリベルトが本名のようですが、初めて見る俳優さんですが、いかにもイタリア男って感じでした。
妻役はトニー、彼女は初めての女優さんでした。
そして彼の監視役の老人役でレナート・カルペンティエリ、「これからの人生」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/03/08/180000 に出演していました。
物語は、二人の子供がいて、毎日気楽に生きている男のお話です。 バイクに乗る時彼は渋滞が嫌で、いつもギリギリで信号無視で通り抜ける方法をとっていました。 しかし、今日はほんのわずかの失敗で事故に遭ってしまいます。
彼はどうやら死んだようで、係員の呼び出しを待っていました。 今までの人生を測られるという感じでしたが、一つ間違いがあったことから、彼の人生は少し伸びることになり、現世に戻ることができます。 しかしその限られた時間は92分という短い間でした。
今作は、ファンタジーのようなコメディでしたね。 92分間で彼は人生を必死に振り返りますが、それは彼だけでなく、長女、長男、妻、そして友人達との思い出も振り返っていきます。 しかしいかに勝手気ままに、そして独りよがりで生きてきた。 いろんな女性との情事も振り返っていきますが、しかしやっぱり家族なんですよね。
さあ、ラストはどうなるのか? あまり変わった特撮、CGを使わないで手作り感のある不思議作品でしたね。
現場で働くパオロ
しかし事故に遭い今までの人生を計測
しかし少し間違いがあり
92分間の延命となる
しかし少ないこの世での時間
妻と
子供たちと