2020年作品、ルーベン・アウヴェス監督、アレクサンドル・ヴェテール イザベル・ナンティ パスカル・アルビロ ステフィ・セルマ出演。
9歳の少年アレックスの将来の夢は、ミス・フランスになること。 しかし愛情を注いでくれていた両親を事故で失い、それからというもの、自分を取り戻せずにいた。 そのまま24歳になったアレックス(アレクサンドル・ヴェテール)は、大好きだった幼馴染のエリアス(クエンティン・フォーレ)とある日偶然再会する。
エリアスは努力の末に小さな頃からの夢を叶えていた。 彼に触発され、アレックスは忘れかけていた夢にもう一度向き合うことを決意。 下宿先で全てを打ち明け、母のように慕う家主のヨランダ(イザベル・ナンティ)や、心優しい親友でドラァグ・クイーンのローラ(ティボール・ド・モンタレンベール)ら、個性豊かな下宿先の面々に支えられながら、男性であることを隠したまま過酷なミスコンに臨むという難関に挑んでいくが……。
半分実話、自伝なんでしょうか?
監督はルーベン・アウヴェス、日本公開作品は初めての監督のようです。
主演はアレクサンドル・ヴェテール、実際のジェンダーフリーモデルの存在ですね。
イザベル・ナンティは、「アメリ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/6659586 に出演していました。
物語は少年時代、「ミス・フランス」になりたいと、クラスで発表した時、少年アレックスはみんなにバカにされてしまいます。 両親が亡くなり、今はヨランダの経営するアパートに一人住まい。 でもここの住人たちとは家族同然で暮らしています。 しかしヨランダは家賃の取り立ては厳しく、滞納したアレックスは、そこで働く少女と同居をさせられます。
そんな時、昔のボクシング仲間と出会い、夢を果たしや彼に刺激を受け、自分の夢である“ミス・フランス“を目指すことにすることに。 まずは、面接に行くが、思いかけず彼女は予選参加が叶ってしまいます。 そのためには女性らしく見せることを学ぶことであり、同居人の男娼のドラァグから、女性になる秘訣を教えてもらい女性に会います。 そしてアレックスはそれを実行し、まずは候補者に選ばれていきます。
今作は、医学的性別は男性のアレックスが、ミスコンのレッスンを受けているところ、そして男性とバレてしまいそうになるシーンは、可愛く、ハラハラさせられますね。 途中、仲間ともギクシャクしますが、基本愛されている家族という絆もなかなか良かったですね。 またラストも爽快感がありました。 潔かったです。
家族のような同居人たち
そして女性になり方を教えてもらいに行く
そして、ミスフランス候補に
そして本選に向け
レッスンの日々
彼は上り詰められるのか?