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血闘

2011年作品、パク・フンジョン監督、 パク・ヒスン チン・グ コ・チャンソク キム・ガプス出演。

光海君時代の朝鮮。 明の圧迫により清との戦争に派兵された朝鮮軍長ホンミョン(パク・ヒスン)と部長トヨン(チン・グ)。
二人は戦闘で敗れたあと、敵陣のどまん中で孤立し、そこでもう一人の朝鮮軍トゥス(コ・チャンソク)に会う。 荒れ果てた旅人宿に隠れる3人だったが、ホンミョンとトヨンの間に起こった隠された過去が明るみになり、二人の間に緊張と殺意が漂い始める。 一方、脱営し逃亡したトゥスはどっちと手を組むか苦悩しはじめる。
じょじょに、ホンミョンとトヨンの交錯した過去が明らかになったことから、3人の間に緊迫した空気が流れはじめる。
血闘の時がひたひたと忍びよる。


大国中国に振り回される朝鮮軍兵士の悲哀の作品ですね。
監督はパク・フンジョン、「The Witch/魔女」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/01/05/180000 はすごい作品でした。
主演はパク・ヒスン、「ムルゲ 王朝の怪物 」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/03/26/060000 では中宗王役をしていました。
チン・グは、「ワンライン/5人の詐欺師たち」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15319817 を記事にしています。


物語は、明末期で、清が明に攻勢をかけている時代、そして朝鮮はその狭間で、戦争に巻き込まれている時代でした。 朝鮮軍は大国の軍勢とは比べ物にならず、敵陣で孤立してしまいます。 ホンミョンとトヨンはそんな中、なんとか生き延びるためになんとか逃げ延びようとした時、もう一人トゥスが合流してきます。
しかし、たった3人の中でも、生きるためになりふり構わない行いをしてきた複座な因縁が絡み始めます。


日本とは仲が悪い朝鮮、それは歴史的にも、そして今の現実もそうですね。 でもその原因の一つに、中国の影響が大きくあることでしょう。 韓国は今の中国と制度も違いますが、やはり頭の上がらない大国であり、北朝鮮はさらにそうですね。

そして中国で国家が変わるときに必ず巻き込まれるのも朝鮮、そんな悲哀も感じる作品でした。

 

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明末期

 

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朝鮮軍は振り回されていた

 

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そして敗残兵の

 

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3人が

 

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裏切りと

 

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陰謀の中

 

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