anttiorbの映画、映像の世界

yahooから引っ越してきました。よろしくお願い致します!

美女と液体人間

1958年作品、本多猪四郎監督、 佐原健二白川由美 平田昭彦 土屋嘉男出演。

小雨降る東京の下町で、不思議な事件が発生した。 麻薬を盗みとった一人の男が、盗品はもとより身につけていた衣服一切を脱ぎ捨てて跡形もなく消え去ったのだ。 その男は、麻薬密売をしているギャング三崎(伊藤久哉)であることが判った。

彼には、キャバレー「ホムラ」の人気歌手で千加子(白川由美)という女がいた。 ある日千加子の前に、生物化学を専攻する政田(佐原健二)という学者が現われた。 彼は、三崎が水爆実験の前後、海上にいたかどうかをたずねるのである。 

また、三崎が隠匿したと思われる麻薬の行方を追求するギャング団も千加子を狙っていた。 その一人西山(藤尾純)は、彼女のアパートに乗りこみ脅迫したが、彼も突如現われた人間状の形をした液体に溶かされ姿を消してしまった。 千加子からその目撃した一瞬を聞いた政田は愕然とした。

そして富永捜査一課長(平田昭彦)をある病院へ案内した。 そこのべッドには、原爆症にやつれた二人の男が横たわっていた。 彼らは水爆実験当時、南方海上で行方不明を伝えられた第二竜神丸とすれちがい、仲間とその船に乗り移ったが、人間の形をした生物のような液体に次々と倒され、二人だけようやく逃げ帰ったというのだ。

奇怪な事件はこの“液体人間”なるものの仕業なのだ。 捜査陣と科学者らは、特別火焔放射器で撲滅を企てた。

その頃、政田の使いと偽って千加子を連れ出した麻薬団一味の内田(佐藤允)は、麻薬が陰匿してあるマンホールへ進んだ。

さて明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

毎年お正月は劇場公開作品をお休みして、何か変わった作品をと思い記事にしていますが。
今回は東宝の「変身人間シリーズ」を記事にしていこうかと。
監督は本多猪四郎、そして特技監督円谷英二
主演は佐原健二、そして白川由美、そしてのちの円谷作品にも数多く登場する平田昭彦と、知っている俳優さん達が登場しますね。

物語は、麻薬を盗み取るという事件が起きましたが、犯人は衣服だけを残し消えてしまっていました。 まるで溶けてしまったようでした。 ただ、犯人はギャングの岬が捜査線上に上がってきて、新井千佳子というキャバレーで歌っている歌手が三崎の近い女性だということがわかってきます。
警察は彼女を張り込みますが、一方ギャングも三崎の行方を追っていました。 内田は彼女を脅しに現れますが、なかなか彼の存在が見えてきません。 そして生物化学の政田が同級生の警察の捜査課の富永を訪ねてきて、もしかしたら放射能の影響で、人間が突然変異をしたのではと言ってきます。

今作は、公開されたのが1958年で私が生まれる前であり、日本は原爆の傷跡が、そして世界は核実験がいろんなところで行われていました。 そして日本の漁船もこの被害にあったことが実際にあり、それがモデルのなっていますね。
さらに言えば、この液体人間に触れると溶けてしまうという設定は、「ウルトラQ」の、「2020年の挑戦」https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14653725 に生かされている感じもしますね。

2020年は大変動の中終わっていきましたが、2020年にはこういう生物は現れず、大きな感染症が世界を襲った、暗い20年代がスタートしたことは、ちょっと悲しいことですね。


f:id:anttiorb:20201231104613j:plain

現れた液体人間

 

f:id:anttiorb:20201231104617j:plain

キャバレーで歌う

 

f:id:anttiorb:20201231104621j:plain

千佳子の付き合っていた男

 

f:id:anttiorb:20201231104629j:plain

彼女が警察とギャングにマークされる

 

f:id:anttiorb:20201231104631j:plain

液体人間は人間を溶かしてしまう

 

f:id:anttiorb:20201231104635p:plain

そして原爆症の男の証言で

 

f:id:anttiorb:20201231104640j:plain