anttiorbの映画、映像の世界

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もったいないキッチン

2020年作品、ダーヴィド・グロス監督、ダーヴィド・グロス 塚本ニキ 井出留美 髙橋巧一出演。

フードアクティビストで映画監督のダーヴィド・グロスは、世界で生産される食料の3分の1は食べられることなく廃棄されているという現実を変えるため、廃棄食材を使って独創的なオリジナルレシピを考案するという活動をヨーロッパで続けてきた。
そんな彼が、世界の食料援助量の約1.6倍に当たる年間643万トンものまだ食べられる食料が廃棄され、世界トップクラスの食品ロスを生み出している日本にやってくる。
ダーヴィドはこの現実を嘆くかわりに、どうしたら食品ロスをなくし、持続可能な世界に転換できるのかを探るため、リユース材で作ったオリジナル・キッチンカーで、旅のパートナーのニキと一緒に日本全国を巡る4週間の旅に出る。
ダーヴィドとニキは各地で出会ったシェフたちと、捨てられてしまう食材を使っておいしい料理を振る舞いながら、持続可能な未来のためにどんな“もったいない”アイデアを発見するだろうか?
 
監督はダーヴィド・グロス、2作目のようですね。 自ら出演をしていますし、笑顔を絶やさず、聞きたいことをズバズバ聞いていきます。
通訳をしながら一緒に行動をするのが塚本ニキ、快活な女性で、一緒に問題点をついて行きます。
 
今作は、‟もったいない”という切り口で、食品ロスをまずは掘り込んでいきます。 日本人は基本的に食に対する考えが深い民族と言われていますし、食に敬意を払う気持ちも強いんですが、一方で、廃棄する食物が断然多い国でもあります。 一般の家庭の食品ごみは、今はそこまで出ないと思いますが、一番多いのが、製造側や、小売り側から出る廃棄食ですね。
コンビニチェーンがまずやり玉にあがりますが、二人は廃棄される寸前のものをもらい、さらにはいろんな製造側から出る商品にならないものも手に入れ、まずは調理をしていきます。
 
これだけを取り上げても1本の作品はできそうですが、いろんな切り口でどんどん日本全国に、リサイクル廃材で作ったキッチンカーで、4週間様々な目で見て、切り込んでいく二人、最後に出会った人たちを招いて、埼玉県小川町でパーティーをするのにはちょっと驚きました。
うちの沿線沿いの町は、結構頑張っていることを知りちょっと嬉しくなりましたが。
 

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手作りキッチンカーで

 

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すべて廃棄される食材

 

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その食べれそうなものを使ったり

 

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目隠しをしての食事

 

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そして日本全国

 

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いろんな人と出会い

 

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小川町でもったいないパーティー

 

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