anttiorbの映画、映像の世界

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妖獣都市

1987年作品、川尻善昭監督、屋良有作 藤田淑子 永井一郎 横尾まり声の出演。


滝蓮三郎(屋良有作)、二十五歳。 表向きはごく普通のサラリーマンだが、人間世界とその闇にひそむもう一つの世界、魔界との間の平穏の維持を任務とする闇ガードだ。麻紀絵(藤田淑子)は魔界側のガード。 人間世界と魔界との接触は、人類の歴史と共に歩んで来て、一見平穏にみえる関係も、陰では凄絶な戦いの歴史でもる。

そこで、二つの世界は互いの調和と共存のため、秘かに不可侵条約が結ばれる。 五百年という長期に渡るものだ。 その調印式のため、イタリアの伝道士ジュゼッペ・マイヤー(永井一郎)が招かれ、彼の護衛に滝と麻紀絵が選ばれた。

なんとか、この調印を阻止しようと、魔界から次々と刺客の妖獣どもが彼らを襲う。 好きもののジュゼッペはじっとしておらず、女あさりに街へ出たがる。 滝らのガードも大変だ。 しかし、ついに最後の妖獣を倒し終えた時、ジュゼッペは滝と麻紀絵に、本当の計画を打ちあける…


これは前職にいるときにアニメになった作品です。
監督は川尻義昭、絵コンテ、脚本、多くの作品に参加していますが、監督作を見るのは初めてです。
主人公の蓮三郎の声は屋良有作、「放課後ミッドナイターズ」 

https://anttiorb.hatenablog.com/entry/9562256

でマイケルの声をやっていました。
藤田淑子は、記事にした作品は「銀河鉄道999」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15636118 でシャドー役をしていました。


物語は人間界と魔界のお互いの闇ガードのお話です。 人間側は滝蓮三郎、魔界側は麻紀絵。 初めはなかなかお互いを信頼することができなかった二人でしたが、ある一人の人物の護衛をしていくうちの信頼が、そして愛が芽生えてきます。


今作は80分とそんなに長くはないんですが、大人のSF作品でなかなか面白いですね。 エロティックな表現も多いんですが、麻紀絵の人間体の姿が美しく、時代的にはだいぶ昔ですが、当時としてはきれいな画像だったと思います。
ツイ・ハークの実写版もあるので、機会があれば見たいです。

 

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人間側のガードの滝

 

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魔界側は麻紀絵

 

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そして襲い掛かる魔界のもの

 

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ジュゼッペのガードなのだが

 

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どんどん刺客がやって来る

 

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