2016年作品、トニー・エリオット監督、ロビー・アメル レイチェル・テイラー ショーン・ベンソン グレー・パウエル出演。
ある日、レントン（ロビー・アメル）は元カノのハンナ（レイチェル・テイラー）の側で目を覚ます。 その直後、4人の男が部屋に乱入してきて、レントンを人質に取る。レントンは何とか逃げ出すが、逃走中に首の骨を折って死んでしまう。 そして彼はハンナの側で目を覚ます。
またしても4人の男が部屋に乱入してくるが、今度はハンナも人質に取られてしまう。リーダー格の男は自らを"父"（グレイ・パウエル）と名乗り、残りの3人はソニー（ショーン・ベンソン）、"兄”（ジェイコブ・ニーエム）、カズ（アダム・ブッチャー）という名前で呼ばれる。 カズは部屋にあったARQを不用意にいじったために感電死する。父は反乱軍のブロックに所属していると明かした上で、レントンが所属する巨大企業：トーラスに身代金かスクリプトのどちらかを提出するよう求める。
困惑したハンナがレントンを問い詰めると、彼はトーラスでARQという永久機関の開発に関与していたことを認める。 トーラスがARQの開発を断念したとき、夢を諦めきれなかったレントンは研究資料と試作品を盗み出していた。 レントンはブロックの狙いがそれらにあると考える。 レントンはハンナを連れて逃げ出すが、逃走中にまたしても死んでしまう。
また最初からやり直すことになったレントンは、今度は自分一人で脱走する。 しかし、ハンナがブロックの一味の"母"であることが判明し、レントンの目論見は崩れてしまう。 彼は渋々ARQに関する情報を3人に渡すが、直後にソニーに射殺される。
再び目覚めたレントンは裏切ったハンナを問い詰める。 ハンナは自分を見捨ててトーラスでの研究を選んだレントンを恨んでいたのだという。 彼女はトーラスに対する恨みも抱える。
ハンナを信用しないながら、レントンは彼女を逃がしてやる。 犯人との交渉中、レントンは彼らにシアンガスを吹き付けて行動不能にし、その隙にARQのスクリプトを分割する。 レントンは取り引きを破棄し、ハンナの身柄を自分に引き渡すよう要求するが、ハンナはそれを拒絶する。 取っ組み合いの最中に、レントンはハンナに誤って射殺される。
レントンは再びハンナの側で目覚めるが、今度はハンナも前回のループの出来事を覚えている。 ARQがタイムループを起こす原因なのではないかと考えるレントンを他所に、ハンナはARQをブロックに提供しろとせっつく。 犯人たちとのやり取りの末、今度はソニーがトーラスに雇われた殺し屋であることが判明し、ソニーはその場にいた人間を皆殺しにする…
こういうタイムループ作品はいろいろありますね。
監督はトニー・エリオット、今作が監督デビューでしょうか？
主演はロビー・アメル、「ザ・ベビーシッター」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/05/20/060000 が近作ですね。
レイチェル・テイラーは、「ゴールド／金塊の行方」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14960284 を記事にしています。
物語は、目覚めた直後、いきなり覆面の男たちが乱入、拉致され縛られてしまいます。レントンは何かの秘密を知っているようですが、いきなり殺されてしまいますが、すぐにベッドのシチュエーションに戻ります。 隣にいるのは恋人だったハンナ、でもいったん彼が逃げ出したことで別れていましたが、なぜか再会しています。
しかし彼女が人質に取られたり、どうやら死んでしまうと元に戻りますが、最初は記憶が残っているのはレントンだけでした。 その後、彼女の正体がわかり、さらに彼女も記憶が残るようになっていきます。
今作の世界観は、どうやら大戦争があったようですね。 ほんの少し外に出るシーンがありますが、このARQという装置がなにかとんでもないことを起こしていることがわかってきます。 ある意味タイムマシーンなんですが、時間を繰り返すことで、自分の都合のいい世界に変えていくことができるということなんでしょうかね？
ラストも最後のチャレンジのようなところでストップしてしまうのは惜しいところでしたが。
謎の装置ARQ
レントンはこれが何か知っている
そして隣にいた元カノのハンナ
そして二人は
時間を繰り返す
そしてその謎が明かされていく
