2016年作品、オズグッド・パーキンス監督、ルース・ウィルソン ボブ・バラバン ルーシー・ボーイントン ポーラ・プレンティス出演。
アイリス・ブラム(ポーラ・プレンティス)はニューイングランドの田舎町に暮らしていた。 アイリスはホラー作家として有名だったが、認知症を患ったために引退同然の状態にあった。 彼女が暮らす家はいわく付きの物件であった。
アイリスの家を建てた男は新妻のために家を建てたのだが、2人は結婚式の日に突然失踪したのだという。 そのため、アイリスの家の管理人のワックスキャップ(ボブ・バラバン)はアイリスの介護を引き受けてくれる人間を探すのに難渋したが、最終的にリリー・セイラー(ルース・ウィルソン)という名前の女性を見つけることができた。 アイリスの家に到着して早々、リリーは心霊現象に遭遇した。 その後も怪現象は相次ぎ、リリーは不安を募らせていった。
アイリスはリリーのことをポリーと呼んでいた。 ポリーとはアイリスの代表作『壁に現れる女』の主人公のことであった。 リリーは小説を読み進めたが、途中で怖くなって読むのをやめてしまった。 アイリスがポリーをまるで実在の人物であるかのように生々しく描写していたからである。
リリーが台所でイチゴを洗っていると、黒いシミが彼女の腕と手に現れた。 程なくして、リリーの腕はむくみ上がり、灰色に変色した。 ところが、ふと気が付くと腕はいつもの状態に戻っていた。 その後、リリーがテレビのチャンネルを回したところ、テレビ画面に白い服を着た人物が映った。 驚いたリリーは後ろを振り返ったが、そこには誰もいなかった…
これもある意味難解な作品でした。
監督はオズグッド・パーキンス、出演作、監督作、記事にするのは初めてですね。
主演はルース・ウィルソン、「パーティで女の子に話しかけるには」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15265912 が近作です。
ボブ・バラバンは、「幸せのレシピ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/10041476 を記事にしていますし、声の出演では「犬ヶ島」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15529591 を記事にしています。
物語はリリーという女性が、認知症のアイリスの面倒を見てもらうため、管理人に請われてこの家にやってきました。 しかしこの家は曰く付きで、怖がりの彼女は初めからこの家に恐怖を感じていました。 そして彼女の身に異変が起きていきます。
今作は記事にするとこんな感じなんですが、実際に見るとちょっと難解な作品であり、画面が異様に暗いんですね。 見づらいこと極まりない感じで、主人公のリリーの怖がり方がちょっと異常な感じさえします。
オチはそこそこなんで、途中の進行をもっとメリハリがあればな、と思いましたが。
この家にやってきたリリー
作家のアイリスがいた
しかしこの家は何かがある
テレビを見ているときに何かを感じる
認知症のアイリス
そしてこの家には何かが住み着いている