2019年作品、小西未来監督、千葉麻里絵 今田美穂 レベッカ・ウィルソンライ 久慈浩介出演。
酒蔵はかつて女人禁制と言われており、女性が酒造りに関わることはできなかった。 しかし近年、日本酒の世界が日々進化し続けるなか、蔵元や杜氏、PR、接客に至るまで、日本酒業界のあらゆる側面で女性が活躍している。
今田美穂は、広島に百年以上続く酒蔵・今田酒造を酒造りごと引き継ぎ、女性杜氏の先駆者的存在となっている。
ニュージーランド出身のレベッカ・ウィルソンライは日本酒コンサルタントとして、日本酒の魅力を様々な形で発信する。
カリスマ日本酒バー店長の千葉麻里絵は、大胆なフードペアリングで日本酒の世界に新たな旋風を吹き起こしている。
日本酒の世界で躍動する彼女たちのストーリーを追うことで、伝統ある日本酒の世界の新しい時代の到来を目の当たりにすることができる…
前作が外国人から見た日本酒でしたが、今作は女性視点というところでしたね。
監督は小西未来、前作
https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/05/08/180000
に引き続き、日本酒に視点を当てています。
千葉麻里絵さんは、OLとして日本酒好きが高じて、生活がほとんど日本酒になって行く過程が描かれています。 面白いのはお寿司屋さんに行って、お客さんの前で、ネタに合った日本酒をその場でチョイスすることも実演しているんですね。 こういう飲ませ方をしてくれると、日本酒も、お寿司も進みそうですね。
今田美穂さんは、今田酒造本店の蔵元です。 小柄で華奢な感じの彼女ですが、知る人ぞ知る、日本酒つくりとしても名の知れた方のようです。 日本酒好きの女性のあこがれの存在、カリスマなんですね。
そしてレベッカ・ウィルソンライ、ライター兼「酒」コンサルタントの彼女は、日本酒のおいしさをいろんなイベントでコーディネートしたり企画の一員でエネルギッシュに動き回ります。 彼女も小柄な美人ですが、どこにそんなパワーがあるのかと思うほどですね。
またも日本酒がもっと飲みたくなる作品ですね。
行動力のあるレベッカ
展示会でも動き回っている
そして杜氏としても一流の今田さん
そして絶妙な舌を持つ
千葉さんは寿司屋でその場でお酒をチョイスする
久慈氏も脱帽