anttiorbの映画、映像の世界

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ステラ -真昼の誘拐-

2019年作品、トーマス・ジーベン監督、イェラ・ハーゼ クレメンス・シック マックス・ボン・デル・グレーベン出演。


ヴィック(クレメンス・シック)とトム(マックス・フォン・デア・グルーベン)という2人の元囚人は、金持ちの計画の一環として裕福な実業家の疎遠な娘であるステラ(ジェラ・ハース)を誘拐する。

ステラを誘拐した後、2人は赤いトラックスーツに身を包み、目隠しをしてベッドに縛り付け、防音室に監禁した。 彼らの身元を隠すために、ヴィックとトムは彼女と対話するときにマスクを着用しする。
しかし、脅迫の知らせを受けた彼女の父親は、身代金の支払いを拒否する。 しかしヴィックは絶対支払わせると言い切り、父親に身代金を支払うよう説得するためにビデオ放送中にステラの指を切ると脅すのだった。 その姿に、トムは幻滅し、間一髪でそれを止める。
ステラはトムが一人の時に、大の方のトイレをしたいと言い出し、トムは顔を隠しながら、銃を突きつけ見張るのだが、さすがに見られているときにはできないと言われうっかり顔をそむけてしまう。 そのすきにステラは抵抗し、銃を奪い一発はなってしまい、顔もバレてしまった。
ヴィックに彼女に正体がバレたら、殺されてしまうかもしれないとステラを説得し、何と監禁を続ける。 そしてヴィックは、彼女の父がお金を出すと言ったと話してくれるが、トムはあまり喜ぶことができなかった。
ヴィックはそのトムの表情に少し不信感を抱くのだった…


3人しか出てこないお話ですね。
監督はトーマズ・ジーベン、初監督作品のようです。
主演は監禁されたステラ役のイェラ・ハーゼ、初めて見る女優さんですね。
トム役はマックス・ボン・デル・グレーベン、彼も今作で初めてです。
ヴィック役はクレメンス・シック、「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15338324 に出演していました。


物語は刑務所で意気投合し、一攫千金で、誘拐事件を起こす二人組のお話です。 ステラを決めたのはトムでしたが、面識はないことになっていました。 しかしトムはステラの元カレで、それをヴィックに隠していました。
誘拐、監禁までは予定通りでしたが、トムにはやはりステラに対して感情的な面がありました。そしてスキを突かれ、正体がバレてしまいます。


今作は冒頭にも書きましたが3人劇ですね。 舞台のような展開で、冒頭の誘拐シーン以外は監禁部屋でほとんどが描かれます。 ヴィックとトムの間の亀裂がだんだんと表面化していきます。 そして最後は決定的になってきます。
悲しいラストというか、大金は誰の手に?

 

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ステラを誘拐

 

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そして監禁まではうまく行く

 

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食事の時は顔を出すようになる

 

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しかし一瞬の隙に

 

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でもすぐに取り返され

 

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そしてだんだんヴィックは凶暴に

 

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