2019年作品、石塚嘉演出、小芝風花 高橋克典 小市慢太郎 伊藤淳史出演。
DAY2 “多発する未知の脅威”
一夜明けて、被害状況が明らかになってくる。 火災旋風で根こそぎ吹き飛ばされた市街地。 美香(小芝風花)は、被害者が増え続けることに心を痛めながら、それ以上にデマが引き起こした事故で多数の死者が出たことに憤る。
放送中、美香はビルに閉じ込められた女性と電話でやり取りをする。 極限状況の女性に励ましの言葉をかけるうちに、強いシンパシーを感じ、いまだに行方が分からない妹の姿を重ねていく。
ニュースセンターで働くスタッフたちも家族やパートナーを失っている。 自分に何ができるのか? 無力感を抱える美香。 そこに、“広域通信ダウン”が一気に襲い掛かり、妹との連絡手段が絶たれてしまう…
おそらくこういう大災害が起きると、デマが飛び交うことが考えられますね。 今作では、悪意を持ったデマというよりも、未確認の半ばそうかもしれない、ということがだんだん誇張され、伝聞することから大きくなり、それが誤情報となり2次災害、3次災害を引き起こしていくことが描かれています。 そうなると報道する情報は、しっかりと裏を取らなくてはなりません。
しかし、その確認をしている間に一刻を争う状況はありますから、難しい問題ですね。
美香は、妹との連絡が取れなくなり、何とか救出を求めていて通じた女性とのやり取りに、どんどん思い入れをしていきます。
しかし倒壊したビルの中に閉じ込められたその女性、テレビ越しに必死に呼びかけ、励ますのですが。
2日目になった大災害
そして恐ろしい火災旋風