anttiorbの映画、映像の世界

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オルジャスの白い馬

2020年作品、エルラン・ヌルムハンベトフ 、 竹葉リサ監督、森山未來 ドゥリガ・アクモルダ マディ・メナイダロフ サマル・イェスリャーモワ出演。


カザフスタンの広大な空に抱かれた草原の小さな家に、少年オルジャス(マディ・メナイダロフ)は家族とともに暮らしている。 父の仕事を手伝いたいがまだ早いと拒まれるオルジャスは、夢見がちで早く大人になりたい年頃であった。

そんなある日、馬飼いの父が市場に行ったきり戻らず、雷鳴が轟く夕刻、母アイグリ(サマル・イェスリャーモワ)が警察から呼び出される……。

時を同じくして1人の男・カイラート(森山未來)が、突然父を失ったオルジャスの前に現れる。 カイラートは、8年前に失踪したアイグリの昔の恋人だった。 自分がオルジャスの本当の父親だということを黙っていることを条件に、従兄弟の家まで同行することを許されるカイラート。 彼はオルジャスに寄り添い、馬で一緒に草原を駆け抜ける。

言葉の少ない2人だったが、お互いに絵の才能を認め合い、いつしか心を通わせるようになっていく。 しかし、従兄弟の家に向かう道中、アイグリたちの車が故障してしまう。 カイラートとオルジャスは、カフェで従兄弟兄弟に連絡をするように頼まれるが、そこでオルジャスは亡き父の腕時計をした男を目にする……


少し短めの作品ですが、なかなか直球の作品です。
監督はエルラン・ヌルムハンベトフと竹葉リサの共同監督です。
竹葉リサは、同時期にホラー作品が公開されています。 見たいですね。
主演は森山未來、「サムライマラソン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15891817 が近作ですね。


物語は、カザフスタンのある家族の物語です。 父と母、そして長男と、妹二人の家族、父は仲間二人と一緒に、飼っている馬を売りに行き、うまく売れたら、ここを引っ越そうと計画をしていました。 一緒に行きたいと言った長男のオルジャスでしたが、母と妹をしっかり守ってくれと言われ、残り、家事の手伝いをすることに。
しかし、父は市でだまされ、殺されてしまうんですね。


今作は、このあと森山未來演じるカイラートが現れます。 彼の役どころが、ちょっと渋いんですね。 簡単に言うと、今作は西部劇ですね。 もちろん中央アジアでの作品なんで、西部劇ではありませんが、そういうテイストなんですね。

無骨な作品で、森山未來君が溶け込んでいますね。

 


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父とこれが別れとなる

 

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父は馬を取られ殺される

 

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はじめは知らされなかったオルジャス

 

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母は周りからなじられる

 

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そこに現れたカイラート

 

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彼と行動を共にする家族だった

 

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