anttiorbの映画、映像の世界

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女の子ものがたり

2009年作品、森岡利行監督、出演:深津絵里大後寿々花森迫永依など。
 
題名からして見て良いのかな?と思いましたが、原作が西原真理子の映画ということで見てみました。
上記の3人が、現在、高校生、小学校期と3人で主人公を演じています。 奈都美(深津)は今ちょっと調子の悪い漫画家、新しい担当者の財前(福士誠治)が挨拶しに来る。 片付いていない部屋、やる気の無い作家、呆れてかたづけを始めるが、原稿は捗らない。
奈都美はふと小学校の時(森迫)に思いを巡らせる。 転校してきたとき偶然にクロネコを拾う。 そこに寄って来た二人と友達になる。
貧乏のきみこ、調子が良くてちょっと頭が悪いみさ、黒猫は次の日に死んでしまうが、3人はだんだん仲が良くなっていく。 二人はどちらかというとクラスでは日蔭キャラで、ちょっとした差別を受けている。 いじめほどではないのだが、軽く距離を置かれている。
母親(奥貫薫)は 「友達は選ばんとあかんよ」 と言うがこの二人とは何か合うのがわかる奈都美だった。
高校生になるといろいろ興味がわいてくる。 きみこは貧乏から逃れようと、男の頼ろうとし始める。 みさも同じで暴力的な彼氏を作ってしまう。 そんなつかず離れずの関係は数年続くが、これが本当の幸せかと奈都美は疑問がわいてくる。
 
現在と過去を行き来しながら揺れ動く女ごころを描切なく、ちょっとあたたかく描いている映画です。 何気ない漫画家の自伝映画と言うテイストですが、何か見いってしまうのは、主役の3世代の3人の演技がしっかりしているからですね。 特に高校生から二十歳前後の役の大後寿々花が素晴らしいですね。 この子はテレビよりも映画女優としての方が光る感じがしました。 男も見れる女の子の映画ですかね。
 
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やる気が起きない漫画家の奈都美
 
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小学校時代に思いをはせる
 
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クロネコを拾うことによって出会う3人
 
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高校生の奈都美
 
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スランプ脱出できるのか?
 
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