anttiorbの映画、映像の世界

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2017年作品、ジョヴァンカヴコヴィッチ アニー・クラーク ロクサーヌ・ベンジャミン カリン・クサマ監督、ナタリー・ブラウン ジョナサン・ワットン ピーター・ダクーニャペイトン・ケネディロン・リーマイケル・ダイソンメラニー・リンスキーサンアイ・ヴィクトリアシェイラ・ヴァンドリンゼイ・バージ出演。

第1話:箱
クリスマスシーズン、とある家族が電車に乗っていると隣におじさんが座った。 彼はプレゼントの箱を大事そうに抱えていてる。 息子が気になり中を見せてもらうと、それ以来いっさいの食欲が無くなった。 その症状は姉、夫にも伝染し、どんどん衰弱していく。 箱の中身を聞いても 「別に…」 と答えるのみ。 一体箱には何が入っていたのか…?

第2話:誕生日パーティー
とある家族。 今日は娘の誕生日パーティーなのだが、何故か夫が自室で死んでいた。 急いで隠そうとするが、いろいろごたついてしまって隠しきることが出来ずに多くの来客があり、パーティーは始まった…。

第3話:崖の上から
絶景スポットにキャンプに来た男女4人。 しかしそこには悪魔的な伝承が壁画に残されており、案の定メンバーの一人が取り憑かれ、怪物になってしまった!

第4話:たった一人の息子
気難しい息子アンディと暮らす母親。 ある日学校で彼がクラスメイトの生爪を剥がすという凶行にでて呼び出される。 息子の様子は最近ずっとおかしいのだが、先生たちは口を揃えて 「あの子は神童だ」 と言う。 一体息子の身に何が…?

4作の短編の入ったホラー、4人の女性監督の共演ですね。
ジョヴァンカヴコヴィッチ、セイント・ヴィンセント(アニー・クラーク)の二人は初監督でしょうか?
ロクサーヌ・ベンジャミンは 「V/H/S シンドローム」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11921630.html に制作参加をしていました。

さて、1話目は謎の箱を覗いてから起こる家族の異変、いきなりなくなる食欲、それが連鎖して行きます。
2話目は死んだことを隠そうとする主婦の苦労、コメディタッチになっています。
3話目はモンスター的なホラー、キャンプと言うある意味限定された場所でのパニックもの。
そして最後は自分の息子がもしかしたら怪物、それとも神?
ただ、ちょっとマニアックな筋書きっぽいものもあり、それぞれが完璧に終わるものとは限らず、謎を残してブツッと切れるものもあるんですね。 ただ、なにかわからない不気味さは残り、そこはなかなかでした。

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「箱」

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「誕生日パーティー

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「崖の上から」

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「たった一人の息子」

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