羽田コトリ(岡野真也)は、本を読みながら豆大福を食べることがいちばんの楽しみという空想好きな大学生。 ある日、コトリはインターン先で島崎江波(成田凌)と出会う。 仕事をするうちに二人の距離が縮まっていき、やがて江波から告白されるコトリ。
付き合い始めた二人には幸せな時間が流れ、厳しい社会生活に戸惑うコトリは江波の存在を支えに仕事に励むのだった。 だが、そんなコトリの心は次第に醜いものに侵され、乱されていく。
心配、嫉妬、そして独占欲。 恋も仕事もうまくいかなくなった日々の中、コトリはふわふわと楽しい幻想世界に迷い込む…
ちょっとふわっとした恋愛作品ですね。
監督は市川悠輔、初めて見る監督です。
主演は岡野真也、「生きる街」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15424722.html に出演していました。
そして成田凌、「チワワちゃん」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15843382.html が近作ですね。
物語は本を読む事が好きな、コトリが就職をする中で、自分らしさを失っていくお話です。
コトリは就職の前にインターン活動をします。 そこの社員たちは優しく、失敗ばかりのコトリでしたが、何とか期間が終了します。 そこで知り合った江波と気が合い付き合い始めます。
そして彼女は就職をしますが、社会人になった厳しさと、そこは少しブラックな感じの職場でした。 そんな中、不思議な同期の社員がいました。 納豆好きで、機械に強い青年・比嘉のぼるでした。 彼はコトリも納豆好きだと思い込み、彼女の事が好きになっていきますが、彼女はその気はまったくありません。
しかし彼女は、会社の厳しさにだんだん流され、自分のよさを見失っていきます。
今作は、いままで自分のペースで生きてきた学生時代から、社会に出た若い人間が誰しも味わうことかもしれません。 企業人間になっていくのが普通かもしれませんが、そこで失っていくものも多いのかも。
チャラン・ポ・ランタンが音楽担当になっていて、コトリの幻想シーンに彼女達が出てきます。 「はらはらなのか。」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14848992.html も似たようなな感じでしたが、彼女達の音楽は現実とちょっとはなれた感じがしますね。
コトリと書店をしているおじさん
本に囲まれた生活が好きなコトリの夢は
そして就職をするが
江波との交際も始まる
同僚ののぼる
そして彼女は幻想の世界に逃げていく