2015年作品、ポール・ホーエン監督、ローワン・ブランチャード パリス・ベレルス カラン・ブラル レイチェル・クロウ出演。
クレオ(ローワン・ブランチャード)は科学が得意な少女だが、自分は人気者の姉であるモリー(パリス・ベレルス)の陰に隠れてしまっていると感じていた。 そんな中、パーキンス先生(アレックス・デザート)から課題を出されたクレオは、家の中で開かれているパーティーそっちのけで科学の実験をしていた。
すると突然部屋の中に蛾が入り、クレオは驚いて色々な薬品を間違って混ぜてしまう。 その薬品に触れた蛾は姿を消して透明になったのだった。 結局その透明になった蛾は見つからず、何が起こったのかは分からずじまいだった。
ディズニー製作のディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービーということです。 今後はこのシリーズもチョイスしていきたいところです。
監督はポール・ホーエン、初めて見る監督作品です。 しかし監督作品は結構多いですね。 テレビ作品、ディズニーお抱えの監督でしょうか?
主演はローワン・ブランチャード、「スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14002792.html でレベッカ役をしていました。 どこかで見たことのある女の子でしたからね。
そしてパリス・ベレルス、彼女は初めてですね。
物語は、スポーツが得意で、特にホッケーのエースの姉・モリーは学校に人気者。父と母もやはり目立つ彼女の活躍のほうに目が行きます。 一方地味でなかなか目立たないクレオ、しかし彼女は頭が良く、特に科学系が得意なんですね。 それもサイエンスというより、ケミカルのほうな感じです。 先生もそんな彼女に期待して、ちょっとレベルの高い課題を与えます。
しかし、実験中にある事件が起きます。 蛾が入り込んで、焦って薬品の調合がでたらめになってしまい、その中に蛾が入り込んで透明になってしまいます。 そして次の日の朝、その蛾入りの水を飲んでしまったモリー。 彼女はその効果で透明になってしまいます。 そしてモリーにはホッケーの試合が近づいていて、学校を休むわけには行きません。
そして面白いのは透明になったモリーが触ると、その触れたものもだんだん透明になってしまうんです。 じゃあモリーの代わりをどうするか、そう姉妹ということで、仮装の日を利用して、クレオがモリーに化けて学校に行きます。
透明人間というのは、身につけているものはそのままなので、いつも裸でいないといけない設定ですが、今作の設定は上手いですね。 服を着てもだんだん服も同化して透明になっていきます。 この設定は上手いんですが、何かをかぶっても、たとえば着ぐるみを着ても短時間しか持たないんですね。