第10話
野生のハッサクを採った帰り道、何者かに斧を投げつけられた夏目(神谷浩史)。翌日、彼は学校からの帰宅途中、6本指の黒い足跡を見つける。 足跡は、居候先の藤原家の門まで残されており、門には大きな落書きがされていた。
第11話
妖(あやかし)が見えることで自分にもできることがあるのだろうか、と悩むようになる夏目(神谷浩史)。ある日彼は、名取(石田彰)から、妖を感じる人や、見える人の会合に誘われる。 会合に行けば、自分と同じ悩みをもつ人に出会えると期待した夏目は、ニャンコ先生といっしょに参加することに。
会場で大勢の人と妖を目にして、あっけにとられる夏目。 そんな彼に名取が紹介したのは、七瀬(土井美加)という初老の女性だった。 夏目は七瀬に、祖母のレイコについて尋ねられる。
第12話
夜ごと、無気味な物音や声が聞こえると言われる洋館にやってきた夏目(神谷浩史)。 子供のもがく声のするほうに行ってみると、棺(ひつぎ)のような箱に少年が閉じ込められていた。 箱を開けてやるなり泣きながら走り去る少年。 彼が落としていった名札を返そうと、その少年、カイを捜していた夏目は、彼が妖に追われているらしい、という噂を耳にする。本当に追われているのならば、守ってやりたいと思うが…
第13話
妖だけでなく、妖祓(はら)いの名取もまたカイを追っていた。 名取は、夏目にカイが妖であることを明かし、カイを退治しにきたことを告げる。 カイと親しい仲になっていた夏目は、その事実を受け入れられない。 そんな夏目に名取は、人と妖、どちらが大切なのか態度をはっきりさせるよう言い放つ。
名取と別れ、カイの身を案じつつその行方を探る夏目だが、誤まって名取が仕掛けた罠(わな)にはまってしまう。 危機に瀕(ひん)した彼を救ったのは、なんとカイ。 自分を狙うばかりでなく、夏目をも傷つけた名取に怒りを燃やしたカイは、ついに妖としての本性を現わす。
さて、だんだんと登場人物が増えて行きますが、とうとう貴志以外の見える人間たちの会合に行く回になります。 貴志は期待を持っていくんですが、彼の気持ちは分かりますが、これが今後の対決に繋がっていってしまうんですね。
しかし祓い屋というのはなかなか手ごわい奴らですね。 妖怪とできれば上手くやりたい、触れ合いたい貴志とは違う、悪い妖怪はやっつけてしまう、道具として使うという祓い屋とはやはり相容れませんね。
これで第2期は終了です。
第10話・仮屋 レイコ
第11話・呪術師の会 祓い屋の宴にでる夏目
第12話・廃屋の少年 カイを助ける
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第13話・人と妖 カイのために動く夏目
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