anttiorbの映画、映像の世界

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ペンギン・ハイウェイ

2018年作品、石田祐康監督、北香那 蒼井優 釘宮理恵 潘めぐみ:声の出演。

小学四年生のアオヤマ君(声:北香那)は、1日1日、世界について学び、それをノートに記録する。 利口な上、毎日努力を怠らずに勉強するので、大人になったときにどれほど偉くなっているのか、見当もつかない、と自分でも思っていた。
そんなアオヤマ君は、通っている歯科医院の “お姉さん”(声:蒼井優)と仲良しだった。 “お姉さん” は大人びた賢いアオヤマ君を、ちょっと生意気なところも含めて可愛がっていた。 彼は、お姉さんのおっぱいに興味があった。 しかしそれを隠そうとはしないが、気恥ずかしかった。
そんなある日、アオヤマ君の住む郊外の街に、ペンギンが出現する。 海のない住宅地に突如現れ、そして消えたペンギンたちは、一体どこから来てどこへ消えたのか。 彼の研究テーマは、そのことになった。 親友のウチダ君(釘宮理恵) とは、今まで世界の果ての研究をしていたが、それはそれとして、ペンギンの謎も研究テーマとなったのだった。
彼はお姉さんと行きつけの喫茶店で、チェスをする。 それはクラスで一番強いハマモトさん(潘めぐみ)と勝負するためだった。 しかしペンギンのことはなかなかわからなかったそんなある日、学校でウチダ君を苛めたスズキ君(福井美樹)に仕返しをしたことで、さらにスズキ君とその家来の生徒に捕まり、自動販売機にくくりつけられてしまう。  
そこに通りかかったお姉さんに助けられるが、その時自販機で買ったコーラをお姉さんが投げると、なんとそれがペンギンに変わってしまう。 驚く二人だが、その謎を解くため、一掃研究をし始めるのだった。
お姉さんもその謎を解いたら、自分が育った海の見える街に一緒に連れて行くと約束をしてくれる。 しかしこの謎は思わぬ方向にすすんでいくのだった・・・

これは摩訶不思議なお話ですね。
監督は石田祐康、初めて作品を見ますね。 他作品も見てみたくなる出来でした。
アオヤマ君の声は北香那、出演作品としては 「中学生円山」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12383176.html 「罪の余白」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15492125.html に出ていたみたいです。
お姉さんの声は蒼井優、声の出演としては 「キャプテンハーロック」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10201508.html でミーメ役でした。 彼女は声だけでも独特な色合いを出せますね。

物語は大変変わったお話です。 街に現れたペンギン、どこかの動物園から逃げたのか? しかしこんなに多くのペンギンが集団脱走? もちろんすぐに捕まり連れて行かれますが、実はこの後忽然と消えてしまうんですね。
まずはどこから出現したのか? その要因はアオヤマ君と仲の良いお姉さんでした。 彼女が出してしまうんですね。
しかしどうして彼女がペンギンを出すのか? いろいろ再現しようとしても、出ないときもあるんですね。
さて今作はアニメならではの作品であり、展開だと思います。 アオヤマ君、ウチダ君、ハマモトさん、そしていじめっ子のスズキ君、彼らがどんな役目をはたしていき、お姉さん以外の大人がどう関わってくるのか、先が読めない展開が心地良い作品でした。

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ある日町にペンギンが現れる

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この謎を調べ始めるふたり

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そして歯医者に勤めているお姉さん

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彼女はチェスの先生だった

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そしてウメモトさんも加わり

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もうひとつ謎が増える

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