anttiorbの映画、映像の世界

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デッドクリフ

2009年作品、アベル・フェリー監督、ファニー・ヴァレット ジョアン・リベロー ラファエル・ラングレ ニコラ・ジロー出演。

看護師として働いていたクロエ(ファニー・ヴァレット)は、仕事で患者の少年を助けられなかったことを気に病んでいた。 友人のカリーヌ(モード・ウィレール)がリフレッシュ休暇を兼ねて、クロエをロッククライミングに誘う。
カリーヌの彼氏のフレッド(ニコラ・ジロー)、クロエの彼氏のルイック(ジョアン・リベロー)、そしてクロエの元彼氏ギョーム(ラファエル・ラングレ)の5人で、バルカン半島のリスニャック山へ向かう。
登山ルートは、いくつかの名所を経て山頂まで行き、最後はスライダーで下山。 順調にいけば、夕方には街でお酒が飲めるというフレッドの言葉に、メンバーはテンションを上げていく。
登山口から歩き出して間もなく、5人は立入禁止の看板を発見する。 その先へのルートも塞がれていた。 フレッドが身一つで崖を登っていくと、その先にはルートがあったため、フレッドはロープを下ろし4人を登らせる。 命綱をケーブルに掛け、5人は崖を進んでいく。 アルプス山脈の絶景が目の前に広がる。 5人は山と山を繋ぐ長い橋へ到着。 眼下に広がる景色に、フレッドは歓喜の声を上げた。
フレッド、ギョーム、クロエの順番で橋を渡る。 クロエの後ろを歩くルイックは高所で足が竦みパニックを起こす。 クロエが橋を戻りルイックを宥めゆっくりと歩かせる。最後にカリーヌが橋を渡ると、ケーブルを繋いでいたボルトが岩から抜ける。 橋が崩落し、カリーヌは命綱に吊るされる。
フレッドが急いでロープを投げカリーヌを引き上げると、間一髪で命綱のボルトも外れ、橋は完全に通れなくなってしまった。 ルイックは冷静さを失いフレッドを罵倒、他のメンバーにも不穏な空気が流れる。
山頂へ行きスライダーで下山するしかなくなった5人。 崖を進んでいくも、ケーブルが途中で無くなっていた。 登山慣れしているフレッドとカリーヌが命綱無しに岩肌を登り、3人を引き上げることにした。 クロエとギョームは、ケーブルにハーネスをかけて休むが、ルイックは手を離せず、疲れと死の恐怖から冷静さをどんどん失っていく。
クロエが必死にルイックに大丈夫だと呼びかけ、ルイックもゆっくりと手を放す。 ところが、ハーネスのフックが外れ宙吊り状態に。 助けようと手を伸ばしたギョームも、一緒に宙吊り状態になってしまう。
崖を登ったフレッドとカリーヌは、森の中を3人のいるところまで走って戻る。 2人も冷静さを失いつつあり、フレッドは、本当はこの山が立入禁止になっていたと知っていて入ったとカリーヌに告白。
そのとき、仕掛けてあったトラバサミにフレッドの足が挟まる。 痛みに叫び声をあげるフレッド。 2人で協力して外そうとするが、トラバサミはフレッドの足に固く食い込んでいた。
仕方なく3人の元へ戻ったカリーヌは、ロープを投げて3人を引き上げる。 訳を話し急いでフレッドのところへ戻るも、カリーヌがいない間にフレッドは誰かに引きずられ、その場から姿を消してしまっていた・・・

フランス発のクライミングホラーですね。
監督はアベル・フェリー、この作品以外はクレジットが見つかりません。
主演はクロエ役のファニー・ヴァレットとなるでしょう。 今作以外にも出演作がありますが、初見の綺麗な女優さんでした。

物語は5人で休暇の時に登山に来ていました。 といってもハイキングレベルではなく、結構な専門的な山登りです。 しかしクロエは昔の記憶が引っかかってトラウマのようになっています。 途中立ち入り禁止区域があり、一番手馴れたフレッドがひとりで登りきり、4人を山頂にまで誘導します。 しかしなぜ立ち入り禁止なのか? そのわけは後で身に染みていくんですが。
危険な登山、ロッククライミング作品かと思いましたが、さにあらず、結構なグロイ描写のバイオレンスホラーになって行きます。
なぜ罠が仕掛けてあるのか? もちろん仕掛けた人間がいるはずなんですが、それがとても凄いやつでした(^^)

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立ち入り禁止を無視したばかりに

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危険に遭遇し始める5人

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そしてカリーヌも間一髪

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しかし謎の人間がいるようだ

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そして小屋があった

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