2017年作品、ジェニファー・ピードン監督、ウィレム・デフォー:ナレーション。
ネパール・エベレスト、フランス・モンブラン、アメリカ・デナリ、北インド・メルーなど、世界屈指の難関峰に挑む登山家たちや、ロープを付けずに垂直の岩壁を登頂するクライマーのアレックス・オノルド、グランドキャニオンでマウンテンバイクに乗りながらのスカイダイビングや、時速360キロに達すると言われるウィングスーツでの山頂からの滑空やパラグライダーなど、危険なスポーツをこなすアスリートたちの勇姿を追う。
オーストラリアの名誉勲章 “オフィサー” を受賞した国際的名声を持つ作曲家リチャード・ネッティが音楽を担当し、オーストラリア管弦楽団の奏でるヴィヴァルディやベートーヴェンなどの調べと、息を呑む映像美のコラボレーションが実現した・・・
“山” というテーマのドキュメンタリー作品でした。 それも挑戦ですね。
監督はジェニファー・ピーダム、過去作もドキュメンタリーが1本あります。
今作は、山にいろんな意味で立ち向かう人間を描いたドキュメンタリーでした。
雪山の登山、ロッククライミング、そしてスポーツ競技としてのスキーでの滑降、スタント、しかし誰もが挑戦したくなるのはやはりエベレスト、しかしその挑戦をする人間が多いのと、それが商売に、ビジネスになる人間が群がってくるんですね。 そうなるとそこで働く人が必要になってくる。
一番貧しい人々が報酬を求めて、そこに雇われ、一番きつい仕事をする。 命を落とす人間も多いことでしょう。順番待ちの行列には驚きました。
これも山の真実の姿かもしれませんね。