anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

リディバイダー

2017年作品、ティム・スミット監督、ダン・スティーヴンス ベレニス・マーロウ出演。

エネルギーの枯渇が大きな問題となっている近未来。 聳え立つ塔を見ている3人。ウィル・ポーター(ダン・スティーヴンス)と、妹のミア(チャリティーウェイクフィールド)と彼女の息子・ドニー(Kasper van Groesen)だが、ウィルだけでなくミアとドニーも心なしか心配をしている。 カウントダウンが終わり、ウィルは成功したと呟く。
人類はコピーしたもうひとつの地球 「エコーワールド」 からエネルギーを得ることで、問題を解決しようとしていた。
ウィルは気がつくと、ある物体から脱出をした。 その物体は球形の宇宙船のような形状をしているが、ドアから出てくると、周りが荒れ果てており、死体がそこらじゅうにあった。 いったいなにが起こったのか?
ウィルは恐る恐る研究所のようなこの空間から、外に出てみる。 しかし人気は無く、死体ばかりだった。 そしてその中にクリンセン博士(マイク・ロイス)の姿もあった。
実は彼が今いる世界はエコーワールドと言って、もとの地球のコピーの世界だった。
しかし、2つの世界をつなぐタワーの暴走により各地で異常事態が発生。 地球は崩壊の危機に陥ってしまっているため、彼はある使命を帯びてエコーワールドにやってきたのだった。
そして彼はあるキューブ状の物体を持っていた・・・

エネルギー問題、人類の恒久的なテーマですね。 この問題を解決させるためのある方策が画かれている今作でした。
監督はティム・スミット、初監督作品のようですね。
そしてアビーという、彼に任務を与える女性役でベレニス・マルロー、「リヴォルト」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15012805.html に出演していました。

物語は近未来、一層深刻になったエネルギー問題をベースにしたお話です。 人類は宇宙に進出をして進んだ科学力は手に入れていますが、その科学を、地球に向けている感じなんですね。 資源は宇宙から取り寄せるという選択ではなく、地球自体を利用したやり方を選択したということなんですね。
冒頭に画かれる高いツインタワー、そこから電磁波のような光が空に向かって放出されますが、これで地球のコピーを作って、その二つからエネルギーを得るという、ちょっと本当にそんな理論があるのか? 初めて聞いた設定でした。
しかし、どうやら反対派もいるようで、ウィルが向かったエコーワールドでは、大きなドローン、そして車に乗ったテロリストの姿がありました。
さらに驚きの現象が、空から電車や、巨大な物体が降ってくるんですね。 どうやら二つの空間がねじれて本当の地球では物が消える現象が、そしてこっちでは消えたものが突然降ってくる。
エネルギーを取り寄せると、その見返りに物体が消失するということらしいんですね。
視点カメラの映像作品、面白設定ですが、ちょっと設定がわかるまで時間がかかるお話です。

イメージ 1
ウィルが連れ去られる

イメージ 2
彼は契約をしていた

イメージ 3
そしてエコーワールドへ

イメージ 4
そこは戦いが行われていた

イメージ 5
そこにもアビーがいた

イメージ 6