佐藤賢治（柄本時生）は若手のお笑い芸人。 根っからの怪獣好きで 「怪獣芸人」を名乗りオタク知識を芸にしてお笑いネタを作る毎日だ。 しかし、実際はバイトで食いつなぐ日々で、全く売れておらず、時々、先輩の芸人・ツチノコ（小堺一機）から紹介されてありつくライブで芸を披露するのが精いっぱい。 いつか売れたいという願望は強いものの、子どものころから女の子にモテたことがないという負い目がある。
その日も、ライブ後の打ち上げに行くが、彼はもう芸人を辞めようとさえ思っていた。そんな時、彼のライブに謎の美女・市川理沙（松井玲奈）が現れる。 そして打ち上げの居酒屋に彼女が現れ、なんと隣に座ってくるのだった。
しかし彼は女性と話すことは、極端に苦手だった。 中学時代に席替えがあったとき、同級生の山口恵理（小池里奈）に 「佐藤くんと付き合うなら死んだほうがマシよ」 と言われてから、女性がすべてダメになってしまっているのだった。
しかし市川理沙はすっと彼の心に入ってくる。
彼の怪獣ネタを面白がってくれ、理解をしてくれるのだった。 そして彼の恋が始まっていく・・・
前８回のドラマでしたが、これは面白かったです ね。 芸人に接した話は味わいがあります。
監督（演出)は小林義則、劇場映画作品もありますが、記事にした作品はありませんでした。
そして松井怜奈、「めがみさま」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14987076.html が近作ですが、ことしはまだ映画出演がありませんね。
そして原作は中沢健、俳優としてではなく、作家としてでもなく、ファミリー劇場の人気オカルト番組 「緊急検証！シリーズ」 では準レギュラーとしてのイメージが強く、彼は “歩く雑誌”、または “動く待ち合わせ場所” と言われる奇抜な格好をいつもしているそうですね。 まあ一回見れば忘れない存在です。
しかし本職の作家としても、今作がテレビ作品となり、脚本も多く手がけている、オカルト系のマルチタレントとしても有名になりつつあります。
物語は、柄本時生ふんする佐藤賢治の恋のお話ですね。 自分の誇るところは怪獣オタク、それを芸のネタにしていた佐藤は 、実はマニアには受けますが、普通の人にはいまいち通じない、だから売れない芸人の中に埋もれているんですね。
その中の一番の古参が山形ツチノコという小堺一機演じる芸人なんですね。 超ベテランで、売れない芸人集団の中では一番笑いが取れますが、世間的には全く無名、でも顔の広さで仕事を回してくれる、彼らには頼りになる存在です。
そして彼の恋と芸に対しての奮闘が始まっていきます。
しかしこのオチはちょっと意外なんですね。 大逆転があるのかな？ なんて思っていましたが、ちょっと納得できないところが多かった。
ただ、佐藤が殻を破るには、こういうショッキングな仕打ちがいいのかもしれません。
怪獣芸人の佐藤
そしてライブの打ち上げに来た美女
そして彼はあっという間に恋に落ちる
家にまで来る
そして強烈なライバル登場
