途方に暮れる寛之進は、長屋で暮らすのみとりの親分・甚兵衛(風間杜夫)とその妻・お鈴(大竹しのぶ)の元で働くことになる。 猫ののみとりとは、猫の蚤を取る職業だが、実態は床で女性に愛を届ける裏稼業だった。 寛之進は住む場所も失ったが、子供たちに無償で読み書きを教える佐伯友之介(斎藤工)や長屋の人々の助けを借り、“のみとり” としての新しい生活を始める。
ほどなくして寛之進は、亡き妻・千鶴にそっくりなおみね(寺島しのぶ)と運命的な出会いを果たす。 おみねが初めての “のみとり相手” となるが、開始早々、「下手くそ!」 と罵られてしまう。
落ち込む寛之進の前に、妻・おちえ(前田敦子)に浮気を封じられた恐妻家・清兵衛(豊川悦司)が現れる。 欲求に忠実な清兵衛に、寛之進は女の喜ばせ方を教えてほしいと頼み込む。 その甲斐あり、寛之進の “のみとり” 技術はめきめきと上達し、一人前になっていく。
こんな職業はあったでしょうが、本当にこういう言い方をしていたんでしょうか?
監督は鶴橋康夫、「後妻業の女」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14388319.html が前作ですね。
主演は阿部寛、「空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15402154.html 「北の桜守」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15426419.html と出演していますが、今作は久しぶりの主役という感じですね。
寺島しのぶは、「オー・ルーシー!」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15499365.html で主演でした。
物語は、理不尽なことで、寛之進がのみとりをしろという、わけのわからない命令を受けます。 猫の蚤取りのやり方を、甚兵衛にやり方を一応は習いますが、しかしそれはあくまでも表向きの話。 本当は娼夫なんですね。
そして初めてのお客が男と死んだ妻に生き写しの女性おみねでした。
今作では前田のあっちゃんも出ています。 えぐいシーンもあり、なかなか女優していますね。 頼もしい演技でした。
ただ全体的にはちょっと荒っぽかったですね。