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スタング 人喰い巨大蜂の襲来

2015年作品、ベニ・ディエズ監督、マット・オリアリー クリフトン・コリンズ・Jr ランス・ヘンリクセン ジェシカ・クック出演。

アメリカ、針葉樹が多く茂るエリア。 ミツバチをクロアナバチが追い、ミツバチを刺す。 この蜂の特徴は体長2~3cmで、土の中に巣を作り、獲物に毒針で麻酔をかけ捕獲して巣に引き込み、これに産卵するという珍しい生態を持つと言われている。 孵化後は獲物が幼虫の食料となる。
そのハチは山の中の屋敷の庭にある巣に、ミツバチを連れて行くのだった。
“カントリー・ケータリング” の白いバンを運転する若い男性・ポール(マット・オリアリー)は、助手席に座る若い女性経営者・ジュリア(ジェシカ・クック)のことが好きだった。 ところがジュリアはポールを恋愛対象として見てはいない。 今は仕事に没頭しているのだった。
ポールとジュリアは草原の奥にある、広大な屋敷に行く。 その館はパーチ家のもので、同じ市内の親族や友人たちを招いて、年に1度パーティーをするのだった。 ポールとジュリアはそのパーティーの会場設営のために呼ばれていた。
ジュリアは屋敷の使用人の中年女性・フローラ(セシリア・ビラード) と懇意にしており、今回の仕事もフローラに紹介してもらっていて、ポールは広い庭にテー ブルや椅子を並べる準備をしている。
パーティーのスタッフには、ほかにオルガン担当の黒髪男性・ラリー(ダニエル・リッチョ)が、またポールは屋敷の息子シドニー・パーチ(クリフトン・コリンズ・Jr )とも会う。
ポールは会場に大きなハチを見つけ、よけて転倒して右ひざを怪我してしまう。 ジュリアにハチのことを報告して 「アレルギーの人がいたらいけない」 と警戒を促すが、ジュリアは気に留めていなかった。
そのハチは、シドニーが作った特殊な肥料で巨大化していたのだった。 さらにミツバチを餌にして孵化したハチはさらに巨大化をし始めていた。
夜になり、パーティーが始まるが、招待客は何十人もおり、賑やかなに行われていた。
カルザース市長 (ランス・ヘンリクセン)が料理を褒めたのでジュリアはご機嫌だった。 しかし巨大化した蜂がパーティー客に迫っていた。
初老のおしゃれな女性・パーチ夫人に促され、シドニーが参加者に挨拶している最中に、とうとう人々をハチが襲い始める。
あまりにもハチが大きすぎたので、最初は蜂だとと分かりづらいほどだったが、ポールがテーブルの上に止まった黒いハチを皿で叩くと、ハチは死ぬがねばーっとした粘液が皿につくのだった。
何かに刺されたと言った男性が、倒れて暴れ出しパーティーは一転大混乱になっていくのだった…

今回は巨大蜂のお話です。 しかしこの蜂は厄介でしたね。 公開時は 「スタング」とシンプルなものだったようですね。
監督はベニ・ディエズ、この1作しか見当たらない監督です。
主演はマット・オリアリー、「狼の死刑宣告」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14731306.html に出演していました。
ヒロインはジェシカ・クック彼女は初めて見ました。

物語は、変わった習性をもった蜂の恐怖のお話ですね。 この蜂の特徴は、対象物を眠らせ産卵をするという事です。 そして中で孵化しその宿主を餌にして食い破ってくるというんですね。 実際にいる蜂のようで、日本、台湾、フィリピンに向けて生息しているという事ですね。 ちょっとそれを聞くと怖いですが。
しかしここでは、その蜂自体が巨大化することで、人間をも宿主にしてしまうところが注目点です。
じゃあどうして巨大化してしまったのか? その原因となったのが屋敷の息子シドニーでした。 蜂の習性を知っている彼は確信犯ですね。 そして蜂は、人間を襲いはじめます。
ちょっと見、人間が蜂に変身していくような感じがしますが、そうではなく中で食い破って出て来るという事になります。 そして最後の1匹を必死の思いでやっつける主人公だったんですが。
なかなかこれは実際のいる蜂の習性を生かした、秀作のモンスターパニックでした。

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いきなりの大きな蜂でパーティーは大混乱に

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そして人間を襲い始める

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何とか引き剥がそうと

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そして近づかないようにするが

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人間と同等の大きさ

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何とか脱出を試みる二人

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