2005年作品、福居ショウジン監督、溝手真喜子、伊藤主税、福山智沙、河端保成出演。
一日中、家から一歩も出ることができないアキコ（溝手真喜子）。 彼女はチャットを見ることしかまったく外部との接触はしない。 ある時ネットサーフィンをしていると、植木鉢を映し、そこに種をまき、毎日の観察日記を映している画像が気になり、見始める
それは、タケシ（伊藤主税）という男性の個人サイトだった。 通称：ドラというが、彼も全く部屋から出ない引きこもりの人間で、外部と接触ができないのだった。
それは、タケシ（伊藤主税）という男性の個人サイトだった。 通称：ドラというが、彼も全く部屋から出ない引きこもりの人間で、外部と接触ができないのだった。
そんなある日、タケシのノートパソコンが急にダウンしてしまう。 テレビもつながらず、今はほとんど使っていないラジカセをひっぱり出してきて、一生懸命チューニングをすると、ほんのわずか入ったニュースがあった。
それは杉並区で原因不明 の狂気に陥り、死亡する人間が続出とのニュースだった。 毒ガスが原因ではないかという報道に、自分の住んでいる地区！と恐くなったタケシは、隙間をガムテープで塞ぎ、恐る恐る外を見ると、歩いている男性が急に倒れるのを見た。 パニックになるタケシ、恐ろしくなって風呂場に逃げ込むがそこで意識を失ってしまう。
一方、アキコのところに唯一話し相手になってくれるサトミ（福山智沙）がビールと差し入れを持ってきてくれる。 しかし急にタケシの画像が写らなくなってしまう。 そして杉並地区で事件が起こっていると聞いたことから、アキコは、タケシの安否が気になり始めるのだった。
一方のタケシは、一切の通信手段を遮断され、どんどんパニック状態になっていく。そんな時、唯 一復活したのが、チャットのサイトだった。 植木鉢を映す画像だけがつながったのだった。 そしてそれをアキコが見つけ、二人が通信をし始めるのだったが…
監督は福居ショウジン、ホラーと、ちょっと変わった作品を数本撮っているようですが初鑑賞です。 主演はアキコ役の溝手真喜子でしょうか？ 今は女優業をお休みして子育て真っ最中？
そしてよく見かけるのはタケシ役の伊藤主税ですね。 脇役が多いですが、いろんな作品で見かける俳優さんですね。
ジャンルはホラーなんですが、一体どこがホラーなのか？ という展開で進んでいくお話。 しかし引きこもりのタケシの住んでいる地区で起こった謎の事件から、物語は急展開をしていきます。
“毒ガスがまかれ、通信手段がシ ャットダウン” まあ確かにそんな状況になったら大変ですし、それはテロですよね。 しかし物語はそういう展開ではちょっと様相が変わっていくんですね。
でもほとんどＣＧも、特殊映像もないホラーっていうのも珍しい。 超ローコストのホラー作品、ジャケットはこれでいいのか？
引きこもりのタケシ
風呂場に逃げ込むがいったん意識が遠のく
それをチャットで二人が見ていた
