anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

スノーマン

1986年作品、ダイアン・ジャクソン、ジミー・テルアキ・ムラカミ監督。

一面の銀世界になった冬のある日、少年は雪だるまを作って遊んでいた。 帽子をかぶせ、マフラーを巻いてあげる。
そしてその夜、時計の針が12時を指したとき、その雪だるまは命を得る。 雪だるまが動き出して驚く少年。 外は真冬の寒さだったが、少年にとってこんなに楽しい夜は無かった。
雪だるまを家に招き入れるが、うっかり暖炉のそばに行くと、溶けてしまう。 二人は、大人を起こさないように気をつけながら家で遊ぶ。 おもちゃなどでたくさん遊んだ二人は、ふと外に目をやると、そこにはカバーが掛かったオートバイが見つかる。ふたりは、外に出て冒険に出ることにし、オートバイに二人乗りしていろんなところを走り回って遊ぶのだった。
そして、二人は手を取り合って空へ飛び立つ。 近所の家々や森、海を飛び越え、北極へ向かいながら様々な人と出会う。 到着するとそこは雪だるまのパーティ会場で、少年は多大な歓待を受けるのだった。
雪だるまたちが集っているその中心にいたのはサンタクロースだった。 少年サンタさんからプレゼントのマフラーを貰い、再び空を飛んで自宅へ帰るのだった…

昔見た短編、これは子供と一緒に見たらいいだろうなあと思ったのを覚えています。
監督はダイアン・ジャクソンと、クレジットがされていない時がありますが、ジミー・テルアキ・ムラカミ、監修としてクレジットもされています。

物語は冬の夜の、不思議な一夜のお話ですね。
少年は、降り積もった雪が嬉しくて、大きな雪だるまを作ったんです。 そしてその晩に奇跡が起こり、雪だるまに命が宿ります。 そして少年は楽しい一夜を雪だるまと過ごすんですね。
はじめは家の中で、両親を起こさないように遊んでいましたが、バイクを見つけた雪だるまに誘われ外に、そして空を飛んで北極に。
そこでサンタさんに出会うんですね。
これは有名なテーマ曲が強い印象を残しています。 しかしなんか物悲しいメロディーなんです。 そう、奇跡の夜はたった一夜だけ、何とも 物悲しいラストに後ろ髪をひかれます。
少年の淡い思い出、そんな作品なんですよね。

イメージ 1
雪だるまに命が宿る

イメージ 2
そして二人は雪景色の夜の街に

イメージ 3
そして飛んでいく先は

イメージ 4