2017年作品、ルーク・スコット監督、デイヴ・バウティスタ主演。
ネクサス8型のレプリカントであるサパー・モートン(デイヴ・バウティスタ)は、争いを避け、女子供にも優しく接する。 市場へ行くと馴染みの母(オリオン・ベン)と娘・エラ(ガイヤ・オットマン)の元を訪ね、エラに作家グレアム・グリーンが執筆した 『権力と栄光』 をプレゼントする。
サパーはタンパク質を取れる重要な食料であるミミズを育てていて、市場で売買をしにソルト(ギャラード・ミラー)の店へやってきたのだが、思うような値は付かない。
それでも金をもらい店を出ると、あの母娘が乱暴をされているのを見て、暴漢たちをひとりで倒し本当の力をさらしてしまう。 母娘は救われたものの、あまりの強さに怯えてしまい、サパーはその場を逃げるように去った。
そのとき書類を落とすと、様子を見ていた何者かが拾い上げるのだった・・・
これは、本編の冒頭のシーンに繋がるお話ですね。 本当の直接のプロローグ部分という5分の短編です。
監督は 「2036: ネクサス・ドーン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15211965.html と同じルーク・スコット、そしてバティスタが主演ですね。
本編ではモートンという名前はチラッとしか出てきませんし、すぐに殺されてしまいますが、実は重要なセリフを残していくんですね。 このセリフが、後の大きな謎の解明に繋がっていく。
そして生き残りのレプリカントの、隠された習性もこの短編に入っていることが重要ですね。
さあ、この3編、なかなか濃い作りで本編を補強していますね。