マサラタウン。 未知のポケモンや世界への憧れに胸を膨らませる少年サトシ(松本梨香)は、ポケモントレーナーになる資格を得られる10歳の誕生日を迎える。 オーキド研究所で仲間となるポケモンをもらうことになっていたが、大寝坊をしてしまい、残っていたのは人間に懐こうとしないポケモン、ピカチュウ(大谷育江)だった。
決してモンスターボールに入ろうとしないピカチュウ、そしてサトシのことが何か気に入らないようで、そんな時ふとしたことからオニスズメの大群に襲われてしまう二人だった。 電気ショックでもさすがに1000羽の大群にはピカチュウも大苦戦、このままでは危ないと思い、モンスターボールにピカチュウを入れようとするサトシだが、それでも頑なに入ろうとしないピカチュウに、身を挺して守ろうと決めるサトシ。
その時ピカチュウは今まで異常な強烈な電撃を出し見事大軍を追い払った。 そして二人の間に確かな絆が生まれる。
そんな、出発の日、空には伝説のポケモン・ホウオウが飛んでいた。 そしてサトシの前に、虹色の羽根が落ちてきた。
その羽根を手に、いつか一緒にホウオウに会いに行こうと誓った二人は、世界一のポケモンマスターを目指し旅に出るのだった。
道中出会ったトレーナーのマコト(佐藤栞里)とソウジ(本郷奏多)から、虹色の羽根に導かれホウオウに会う者は虹の勇者との言い伝えを聞き、さらに謎のポケモ ン、マーシャドーに導かれるようにホウオウが住むテンセイ山を目指すサトシたちだったが・・・
この作品は見たかったんですよ。 テレ東でのポケモン、息子が小さい頃は見ていましたね。 だからピカチュウの可愛さも、ロケット団の憎めなさも、ものすごく懐かしかった(^^) 私が好きだったのがニャースでしたから。
今作は劇場版映画第20作目の記念作品、ベースとなっているのは 『無印編』 のカントー地方編という事らしいです。 息子の成長とともに、見なくなったテレビシリーズは、とっくに終わっているんですね(^^)
しかし映画は毎年夏に製作されて今に至っています。 さすがにポケモンは追ってはいませんし、Pokemon Gもやっていませんが、やはりこの作品で描かれている、サトシとピカチュウは気になるところで、これを見たらどう感じるかも味わいたかったですね。
そしてこの作品公開の時に、今テレ東の深夜枠で、「OHA OHA アニキ」 という番組で、アニメの初回と今作の映画版の比較をやっていました。 サトシとピカチュウの出会い、そしてサトシのお母さん、さらに旅の始まりの大きな目標となったホウオウとの出会いとかが当時のちょっと古臭いアニメとともに比較されていました。
まあその時も、「そういえば息子と見ていたなあ」 とじんわり思い出しましたからね。
でも、問題は見に行くタイミング、公開直後はとても落ち着いて見れないでしょうから(^^)、かといって放送まで待っているのも我慢ならないし、平日でなるべく空いている回で、周りに人がいない席で、という狙いで行きました。 しかし斜め前にカップルが座ってきてちょっとイラつきましたが(^^)





