anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

ハプニング

2008年作品、M・ナイト・シャマラン監督、マーク・ウォルバーグ主演。

朝のニューヨーク、セントラルパーク。 大勢の来園者たちの中で、突然1人の若い女性が自らの命を絶つ。 同時に、ある工事現場でも、作業員たちが次々とビルの屋上から身を投げ出す。 セントラルパークでテロリストによる攻撃かもしれない事件が発生し、犠牲者は死の直前に “言葉の混乱” や “方向感覚の喪失” という兆候があったという情報は、フィラデルフィアのある高校にも伝わってきた。
生徒たちは帰宅させられ、科学教師エリオット(マーク・ウォルバーグ)は、同僚教師ジュリアン(ジョン・レグイザモ)の誘いを受け、電車で安全な場所に避難することにする。
エリオットは自宅に戻り、最近気持ちがすれ違い気味の妻アルマ(ズーイー・デシャネル)と駅へ向かう。 ジュリ アンは内向的な8歳の娘ジェスを連れてくる。
政府当局にも原因が突き止められない異常現象は、ニューヨーク、フィラデルフィア、ボストンとアメリカ東部全域に広がっていた。
エリオットたちが乗った電車は突然停止し、乗客はペンシルバニアの小さな町で下車する。 車掌は停止の理由を 「誰とも連絡がつかなくなった」 と告げる。 
エリオットたちはレストランに入る。 そこで、自らの意思でライオンに肉体を食いちぎられる男の映像を見る。 ニュースを見ていた人々も、この町が <見えない脅威> に包囲されつつあることを知り、外へ飛び出していく。
ジュリアンは、すでに異常現象に侵されたプリンストンという町にいる妻を救いに行くため、ジェスをエリオットたちに託して立ち去る。 エリオットたちは安全 な場所を求めて車で移動するが、行き場を失い草原をさ迷い歩く。 そこにも <見えない脅威> が襲いかかってくる。
しかしエリオットはある法則に気づき、アルマとジェスを守りながら、サバイバルを繰り広げるが…

M・ナイト・シャマラン監督の2008年の作品ですね。 この2年前には 「レディ・イン・ザ・ウォーター」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13684397.html を発表していますが、今作はパニック作品となっていますね。
主演はマーク・ウォルバーグ、新作の 「パトリオット・ディ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14981476.html が公開中ですが、精力的に主演作が続いています。トランスフォーマーの新シリーズもやってきます。
物語は、ショッキングな集団自殺のシーンから始まります。 ある日突然、平衡感覚を亡くしたような、時間が止まったような現象が起き、一人、また一人、自殺をしていくんですね。 その死に方は様々で、飛び降りたり、ペンで首を刺したり、その場の状況で死ぬやり方を瞬時に選択しているようですね。
どうして一斉にそうした現象が起きるのか? 病原菌なのか、もしそうだとしたら空気感染か? 人々はそういった現象が起こった土地から必死に逃げ始めるんですね。
この作品、冒頭のインパクトは絶大ですね。 しかし残念ながら、だんだんと何か間延びをしているような感じなっていく印象を受けてしまうんですね。
この時代のシャマランは、評論家の評価も急降下、再起不能説まで流れた時代ですね。 一躍脚光浴びた彼も、ちょっと小手先に走った感が強いというか、終わりを考えずに映画を作り始めたんでは? という印象を持ってしまいます。
今作もラストに疑問符が3つつくような終わり方。 時間なのか、脚本なのか? しっかり仕上げれなかった残念な作品に感じましたが。
は、復活の兆しがあると思います。

イメージ 1
科学教師のエリオット

イメージ 2
ジュリアンと事件を知る

イメージ 3
そしてそれぞれ妻と娘を連れ

イメージ 4
脱出をする

イメージ 5
ジュリアンの娘を連れ安全な場所に

イメージ 6