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ゾンビ・ファイト・クラブ

2014年作品、ジョー・チエン監督、アンディ・ウォン、ジェシカ・C出演。

“ある都市が陥落、生き残ったのはゾンビだけだった。”
台湾・台北市、某ビル、ウイルス拡散30分前。 そこには多くの居住者が住んでいた。
会社員を誘拐し、身代金を要求しているグループ、薬物を購入し、CDデビューを祝おうとするグループ、薬物を密売しているグループ、薬物密売グループを摘発しようと乗り込んできた軍隊、高校の科学教師の娘の誕生日を祝おうとやってきた女生徒たち、薬物の運び屋の女性、ハロウィンパーティーをしている大家族、足の不自由な夫と若い妻。
会社員を誘拐しているグループは、夫・フォン(テレンス・イン)を誘拐していると妻に電話をかけるのだが、信用してくれず、仕方なくフォンの耳をそいで、証拠として送りつけるようモヒカン頭の部下・アディに依頼する。
別の部屋ではデビッド(クウォック・チャン・ツング)と恋人のジェニー(ジェスカ・C)が、LAから届いた青い薬を受け取っていた。 そこへ最新プラチナアルバムを発売したばかりのミュージシャンの男・タイガー(MC・ホットドッグ)が、複数の女性とデブの男を連れて遊びに来る。
その日はタイガーのCD発売記念のパーティーをするつもりだった。 届いたばかりの薬を服用し、場は乱交パーティーのようになる。
別の部屋では薬物の摘発のために軍隊が突入し、それを逃れようとするグループがあった。 軍隊の上司は潜入捜査をしており、裏切って軍部を派遣していたが、しかし彼は金を何とか奪い取ろうと考えていた。
別の部屋ではウー先生(ジャック・カオ)の娘・ナナ(アビー・ファン)の誕生日を祝おうと、教え子のイーイー(ウナ・ルー)たちが家を訪問していた。 イーイーはウー先生といい仲で、ラブレターを持ってきていた。 ほかにも、ハロウィンパーティーをしている大家族もあった。
各々の部屋で普段どおりの生活が営まれているなか、突然、ゾンビウイルスが蔓延しはじめる。 直接のゾンビ化ウイルスの発生源は青い薬物からだったが、噛まれた人たちは次々に感染し、発症していく。
最初はタイガーのCD発売記念パーティー会場からで、薬物を摂取した女性たちがデブの男やタイガーを噛みはじめる。 ほぼ時を同じくして、住人たちにも広がりだし、廊下には大勢のゾンビがはびこり、軍隊の突入を阻むようになってしまう。
軍隊は部屋に突入時に爆発に巻き込まれました。 軍のリーダーは負傷し、それでも薬物と金を押収して、銃撃をしつつ退散するが。
デビッドの家に電話がかかり、「あの薬を飲むな」 とメッセージに吹き込まれますが、すでに事態は遅く、大量のゾンビ化が起こっていたのだった・・・

前半からすると “ファイト・クラブ” とは? という疑問が湧きますが、これは解決パートで明かされます。
監督はジョー・チエン、この前にもゾンビ作品を1本撮っています。 主演はアンディ・ウォン、初めて見ますが多くの作品に出演歴があるようです。
物語はマンションのような大きなビルで起こった、薬物によるゾンビ発生の物語ですね。 ドラッグで遊ぼうという複数のグループから、発生してしまいますが、ただのゾンビではない異種も発生するところがちょっと面白いですね。 胸がパックリ割れて、大きな口になる、“寄生獣” のような種類も発生します。
またなぜか軍隊もここにいるんですが、それも一枚岩ではなく、金をくすめようとするやつがいるのが、混乱に拍車がかかっていくんですね。
しかし驚くのはいきなり1年後、世界は人間とゾンビがある共生をしているんですが、ある人物が人間を捕獲、奴隷にしてゾンビと戦わせるんですね。 だからこの題名だという事でした。
ちょっとこの設定はいらなかったと思いますが、オチに困ったという事でしょうか?

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突如蔓延したゾンビ

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胸が口のようなもの出現

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そして軍隊と衝突

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世界はもう変わり果てている

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そして1年がたち

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人間とゾンビの戦いの場が設けられていた

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