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僕とカミンスキーの旅


1960年代、ポップアートが隆盛したニューヨークで盲目の画家として脚光を浴びたマヌエル・カミンスキーイェスパー・クリステンセン)。 彼はマティス最後の弟子にして、あのピカソを始め、名だたるアーティストを夢中にさせた伝説的な画家だった。 しかし、彼は理由も明かさずに突如どこかへ姿を消してしまった。
あれから50年余りが経ち、カミンスキーの居場所を突き止めたのは、31歳の無名の美術評論家バスティアン(ダニエル・ブリュール)だった。 まだ無名の美術評論家バスティアンは、金と名声を得ようとして、芸術家の伝記を書こうとする。 そして目を付けたのは、画家カミンスキーだった。
マヌエルはスイスの山奥でひっそりと暮らしていた。 ゼバスティアンは今まで付き合っていたエルケ(ヨルディス・トリーベル)から三下り半を言われ、もうこの家には来ないでほしいと突きつけられ、マヌエルの所に行くしか選択肢はなかった。
マヌエルの身の回り、そしていろいろなものの管理は娘のミリアム(アミラ・カサール)だったが、まず家を訪ねると強面の年配の女性・アンナ(ビビアンヌ・デMuynck )が出てきた。 実質的に世話をしていて、食事を作っているのは彼女だったが、押しのけて入り、強引にマヌエルに会い、取材のお願いをする。
なんとか入り込んだセバスティアンだったが、実は彼の眼はほとんど見えなくなっており、もう絵が描けないと思われたのだった。 そして午後はほとんど昼寝をしており、心臓も弱っていて薬は欠かせない体というのだった。
しかしセバスティアンは、この伝説的人物の新事実を暴くため、老いたカミンスキーが昔思っていた女性のことを、友人達から聞き出すことに成功する。 その女性は、家から出て行った後亡くなったという事だったが、周りの知り合いに取材を進めていると、実は彼女が生きていることがわかる。
そこで彼はマヌエルをそそのかして彼がかつて愛した女性のもとへ連れて行こうとするのだった…

公開規模の少ないこの作品、東京ではYEBISU GARDEN CINEMAのみの上映館でした。 監督はヴォルフガング・ベッカー、12年ぶりの新作ということ。
主演はダニエル・ブリュール、近作は 「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14111716.html では重要な役柄でしたね。 監督とは前作の 「グッバイ、レーニン!」 にも出演、彼の出世作となっています。
そしてカミンスキー役ではイェスパー・クリステンセン、「007 スペクター」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13697958.html 他シリーズで、ミスター・ホワイトを演じていました。
物語は、この後ロード・ムービーとなって行きます。 カミンスキーを昔の恋い焦がれた女性に合わせることで、大きなネタのなると思ったセナスティアン、しかしこの50年ある意味隔離され、わがまま邦題だった彼のお守りは楽ではありませんでした。 しかし彼は地下室である物を見つけ、ひそかに娘の車に隠して家から脱出したんですね。
しかしその車も途中カミンスキーが乗せてしまったヒッチハイカーに盗まれてしまいます。 二人の珍道中の末はたして女性に会えるんでしょうか?
ちょっと悲哀を感じるラストでしたが、巨匠は目が見えなくても画が描けるんですかね?

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恋人のエルケとは行き詰っていた


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娘のミリアムが管理人

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何とかもぐりこむが

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そしてカミンスキーの過去を調べ

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地下室であるものを見つける

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彼を連れ出すことに成功

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