anttiorbの映画、映像の世界

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告白

2010年、中島哲也監督、松たか子主演。
 
原作は湊かなえです。 この作品はみたいと前から思っていてなかなか機会が無かったのですが、今回やっと見れました。 結構注目作品で原作も話題となり、珍しく原作を読んでいたので、結構ストーリーが入ってきました。
いきなりこの映画を見るとちょっと難解なところがあるかもしれません。 主人公の森口悠子役の松たか子は、こういう役は自分は初めて見ましたが、鬼気迫る演技にゾクっとしました。
シングルマザーでたった一人の娘を殺された母としての怨念を、無表情で淡々と復讐(教育?)していくところは恐怖映画かと思わせるほどでした。
この映画は確かR-15指定を受けましたが、この問題で語られていることについては、逆に15歳以下の子供たちに見せた方が・・・と思わせられました。
映画では様々問題が提起されているのではないでしょうか? 少年法、ひきこもり、モンスターペアレンツ、いじめ、HIV、ネットの悪用に撮る犯罪etc.。 映画にすると2時間弱で良くもここまで盛り込んだなぁという感想でしたが、見る方が消化できるのかとも思いました。
少年による残虐犯罪では、どちらかというとこんな少年を作った家族や、環境が悪いという落ちの作品が多い中で、森口が徹底的に復讐するというところに、なぜか言いづらいですが一種の爽快感が感じられました。(おかしいでしょうか?)
最後に首班の少年に森口が一言言葉をかけるのですが、これはホラーですよね?もちろん文句なしにすごい映画でした。 中島監督作品では 「嫌われ松子の一生」を以前見ましたが、これは原作の強烈さもありましたが、力作ですね。
 
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これから彼女は
 
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衝撃的な発言をする
 
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こんなクラスのはずが
 
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こんな教師
 
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直樹の母・・・
 
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