anttiorbの映画、映像の世界

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サイレント・ワールド セカンド・アイスエイジ

2005年作品、ロバート・リー監督、ジェフ・ファーヒー、エリカ・エレニアク出演。

南極で地殻変動が起こっている。 しかし異変が起こっていることなかなか信じることが出来ないでいると、突然氷が割れ、調査隊にひとりが転落してしまう事故が起こった。
デイビッド・コッチ(ジェフ・ファーヒー)は、インター・サイ社に雇用される気候学者は、彼は最後の氷河時代が1日の地球の極地の変動によって引き起こされたという理論を提唱していた。 そんな時、異常な寒波ががマイアミに襲い掛かってきていた。 そして、渡り鳥が2、3ヵ月早く南から帰り始め、彼は何があるかについて知るために南極大陸に行かせられる。
そこで出会ったのは、ハーシェル・ギレスピー(マシュー・ウォーカー)、ベテランの科学者だった。 昔彼はいろいろ教わった先輩だった。 しかし考古学が専門の彼がどうしてここに? 調査隊はそこで、地中深くに凍った人間を見つける。 そうとう昔の死体だが、少なくとも10,000年前のものみたいだった。 さらに面白いことは太陽を表す洞窟絵画をも発見する。
しかしそのとき、それから、突然のブリザードが起き、調査は中止されるが、ハーシェルをはじめ多くの調査員が犠牲になってしまうのだった。
マイアミに戻って、デイビッドは調査結果と同僚の犠牲を上司に報告をする。 そして調査の中止を進言するが、インター・サイ社は調査を打ち切るつもりはなく、引き続き調査をし、しっかりしたデータを取ることを優先とするのだった。 それは政府との密約がある感じだった。
しかし地球温暖化が進み、南極の氷が解け始めるのと対象的、もう一つの極地のシフトが起き、氷河期が近づいている兆しがあることをデイビッドは感じているのだった。
ニュースはマイアミを襲った異常寒波の話を笑いながら放送している。 しかしその異常はどんどん進んでいき、感知した動物たちも異常な行動をするようになっていく。
世界は危険な方向に動き始めているのだった・・・

極ジャンプ、地軸移動というのは昔興味があっていろんな謎本を読んだことがありますが、そういう作品が映像になっているとは(^^)
監督はロバート・リー、未鑑賞の監督ですが、数本の監督作品があります。
主演はジェフ・ファーヒー、「マチェーテ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9923219.html に出演、それ以外にも多くの作品に出演していますが、今作は主演でした。
今作はいきなりの異常気象から始まります。 極の氷が解け始め、その割れ目に調査員が落ちて行ってしまうところから。 しかし逆にマイアミでは異常な寒波がやってくるんですね。 一方では温暖化、逆にもう一方では異常な寒さ。
ジェフ演じるデイビッドは、氷河期の再来という説を取っているんですが、そもそも氷河期は本当にあったのか? という視点がこの作品にはあるんですね。 それは、南極の氷の下から見つかったある遺体からなんですね。
それは急速に凍ってしまった凍死した遺体ですが、それは太古の昔の遺体だったことが判明するんですね。 “極ジャンプ” というのはポールシフトと言われるんですが、通常はゆっくりと時間をかけて今の極が移動していく現象。
しかし冷凍マンモスとか、解明のできない事例が多少あることから、グラハム・ハンコックやイマヌエル・ヴェリコフスキーたちが極の移動はもしかしたら短時間で起きた現象では?と唱えているんです。 そうなると、一連の出来事はある程度説明がつくことになるというんですね。
しかし地軸が短時間で変わったら、そこに住んでいた生物の多くは耐えられず死んでしまうでしょう。 もちろん本作はそこも画かれていますが、トンデモ説なのかどうかは謎ですね。

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突然氷が割れる

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調査に来たデイビッド

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先輩の考古学者に再会するが

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マイアミに戻って検証を開始するが

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世界はまた氷河期になって行くのか?

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