anttiorbの映画、映像の世界

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友だちのパパが好き

2015年作品、山内ケンジ監督、吹越満岸井ゆきの、安藤輪子出演。

親友である妙子(岸井ゆきの)の父親・恭介(吹越満)が、好きだというマヤ(安藤輪子)の思いがけない告白に唖然としてしまう妙子。 絶対マヤは変態だと笑っていた妙子は、そのことを母親のミドリ(石橋けい)に話してしまう。 恭介にも話してみようというほどだった。 恭介はちょっと嬉しそうな表情をする。
妙子は就職も決まり、毎日のように恋人の桑原(前原瑞樹)と会い、毎晩SEXをしていた。 しかし、マヤは早くも父の帰りに駅で待ち伏せをして、メルアドを交換して、ラインをするほどになっているのだった。
マヤは今まで高校の時の教師の田所(金子岳憲)と付き合っていた。 しかし妙子について来てもらい、田所と一方的に別れてしまう。 その後、ファミ レスで妙子に対して、マヤは自分の本気具合を言い、妙子は彼女をその時は煩がり、「わかったあげるよ」 とうっかり言ってしまう。
一方、恭介と翠は実は離婚をする予定だった。 まだそのことを妙子は知らなかったが、土曜の夜にその話を二人から聞かされた妙子は正直驚くのだった。 原因は恭介の浮気、相手は代理店にいた女性・ハヅキ平岩紙)だった。 彼女は実は妊娠をしていた。 これはまだ恭介は知らなかった。
離婚が決まったことを喫茶店ハヅキに話す恭介、彼女はおろす寸前だったと、ホッとした表情を見せるが、それをこっそり横で聞いていたのがなんとマヤだった。そしてハヅキに大してとっさに行ったのは、自分は妙子という事だった。 一度お会いしたかったと演技をしてその場を繕うマヤ。
茶店を出たマヤは、恭介を待ち伏せして、どんどん積極的な行動に出ていく。
一方、今まで離婚することにまったく躊躇いの無かったミドリだったが、ここにきて急速に落ち込んでいた。 彼女は実は乳がんを経験していた。 今は何とか再発をしていない状態だが、薬は飲み続けている。 そんな彼女のもとにも、会社の同僚の川崎(宮崎吐夢)がアタックしてくるのだった・・

題名からするとなんとなくコメディのような作品ですし、なかなかどうしてこれは結構怖い作品のドラマですね。 最新作で強烈なライバル関係にあった石橋けい平岩紙が、今作でも離婚した妻と愛人の役になっています。
そしてモテモテの中年オヤジに吹越満、なんとも女子大生にも言い寄られる 美味しい役どころですね(^^)
娘の妙子役に岸井ゆきの、今年公開作品で初主演が決まっていますね。 そして今作の台風の目には安藤輪子、「超能力研究部の3人」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12501594.html に出演していますが、今後この子はどんどん出演作が増えるのかも。
物語は、ある夫婦の離婚と、女子大生の変わった恋愛が、どんどん縺れていく作品です。 男っていうのは、女性に好意を抱かれると、まあ節操はないですよね。 愛人と新しい生活が始まりそうだった時に現れた女子大生に、どんどん傾斜していく恭介。
一方自分のところに来ると思っていたハヅキは、跳んだ伏兵現るでしたね。 しかしマヤの殺し文句は痛烈でしたね。 あれを言われたら、男はリスクが無いからやっぱりそっちに走って行きますね。
これもまた衝撃の顛末でしたが、ラストはハッピーエンド?(川)

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マヤのことを変態だと思う妙子

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だって相手は自分の父

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しかし父と母は離婚をするのだった

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そして何気なく尾行

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そしてどんどん進展、しかし・・・

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